今年は今週の初め、7月19日から夏の土用の期間に入っています。
土用というと鰻を食べる丑の日が有名ですが、そもそも土用とはどのような期間がご存知でしょうか。

そもそも土用とは陰陽五行説に基づいた季節の変わり目の18日間。
土用と言えば今回の夏の土用が有名ですが、立春、立夏、立秋、立冬の前にありますので実は年4回あります。
でも、それぞれの土用に共通しているのは季節の変わり目なので体調を崩しやすいということ。
特に夏の土用は季節的にも胃腸をいたわることが重要です。

食べすぎ、飲み過ぎ。
冷たいもの、生ものの摂りすぎには注意です。
そんな今日の薬膳メニューはこちら。
おだし香るかぶのすり流し。

薬膳学的にかぶはお腹を温めながら消化機能を高めてくれる食材なので、暑くなり始め冷たいものを食べがちな時期に意識して摂りたい食材のひとつ。

茎の部分はさっと湯がき、夏バテや疲労回復、下痢緩和や胃腸強化に働いてくれる特製梅味噌と和えたものを添えて。

作り方もいたってシンプル。
だしを鍋に煮たて、薄口醤油で調味したら予めすりおろし、水気を切ったかぶを投入。
かぶに火が通ったら水溶き片栗粉でトロミをつけ、茎の梅味噌合えを添えたら出来上がり。

おだしの香りを含んだかぶ、最高。





身体に染みる美味しさです。

最近、冷たいものばかり食べてるなぁ、と思われてる方はこの時期に是非。
オススメです。

