刺されて死ぬことへのリアリティ | 3年前のしこうの楽しみ

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この前の連休のことです。
なかなかインパクトのある体験がありました。
それは旅先でのことです。
 

想定外のことがありました。
分かっていれば少しは服装を考えたものです。
まだ暑さもあるので半袖Tシャツにハーフパンツでした。
 

いつもの格好です。
最初はとある海辺の原生花園でのことでした。
ありのままの自然が残っているところです。
 

駐車場からそこを通って海の見える展望台まで行ける場所でした。
木道が続いていて少しそこを歩いて途中まで行ったあたりでした。
気付くと小さな茶色の虫が背後を舞っていました。
 

かなりの数です。
すぐにそれが蚊だと分かったもののすでに刺されていました。
普段の生活環境ではあまり遭遇しないので久々の印象でした。
 

ともかくかなりの痒さでした。
免疫がないのかもしれません。
次第に大きく腫れていきました。
 

そして翌日も同じようなことがありました。
汽水湖の入り口にある砂州でのことです。
やはり木道を歩いているとやられました。
 

海辺の湿地帯なのでよく考えればあり得ることです。
繁殖しやすい環境なのでしょう。
ちなみにこの日の宿泊先はその近くでした。
 

当然ながら似たような状況です。
同行者の1人は車から降りた瞬間に蚊に襲われるかのようになっていました。
まさにたかられる雰囲気でした。
 

そこは小さなヴィラタイプになっていました。
目の前には日本で観察される野鳥の約半分の種類がやってくるという場所です。
ベッドに座るとその風景を眺められる最高のロケーションでした。
 

しかし建物に出入りするたびに蚊が入り込むリスクがありました。
寝るまでの間に10匹以上はしとめざるを得ませんでした。
ここまで蚊の餌食になったのは生まれて初めてでした。
 

あまりに刺されすぎて右脚部はどことなく感覚がいつもと違う気すらしました。
そのエリアを離れて後から数えてみると直径2cm~5cmの刺された跡が25個はありました。
小さな生物とはいえ恐ろしいものです。
 

ここまでの数になると治るのにも時間がかかるのかもしれません。
どことなくそんな印象があります。
そして何だか蚊に刺されて死ぬというリアリティが感じられました
 

日本ではあり得ないでしょうがマラリアに感染してしまう状況に実感が生じたのです。
同時に虫を怖がる集合意識にも共鳴したかもしれません。
だからどうということもないですがこれは意外な受け取りでした。
 

実際のところこの体験に何の意味があるのかは不明ですが少なくとも海外での虫への注意力にはつながりそうです。

谷 孝祐
2023.9.21