空間における連続的変化と位相性への知覚 | 3年前のしこうの楽しみ

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過酷になったはずの船旅を自動的に避けられたのでしょうか。
実際のところは分かりませんがともかくその間を陸路移動しました
記憶にある中では人生で初めてのレベルかもしれません。
 

大袈裟に言うなら沖縄を除く日本の半分を一気に走ったくらいの気分です。
もちろん事実はそこまででもないかもしれませんがそのくらいの勢いでした。
実際のところは2日で1100km弱です。
 

なので距離にしたらそこまででもないのかもしれません。
今までにもありそうです。
ただ全てが高速道路でもないのがそういった気にさせたのでしょう
 

グーグルマップで表記される合計移動時間は16時間でした。
加えて間に宿泊とも言えないようなフェリー移動がその印象を決定づけていそうです。
結果的にどことなく時間の観念がいつもとは違った雰囲気になりました。
 

ともかくまずは330km程度を走りました。
そのほとんどは自然の中です。
なのでしばらくはあまり風景の変わらないところでした。
 

愚直に淡々と運転した感覚です。
そして夕方に元から予約していた貸別荘に到着しました。
当初はそこに1泊する予定でした。
 

欠航が決まった時点ですでにキャンセル料がかなりかかったのでせっかくだから短時間ステイすることにしました。
これも新たな体験です。
ともかくここまででもそれなりに疲れはありました。
 

ただ過ごす空間があったのは大きなものです。
子どもの服の洗濯乾燥を済ませて翌朝のおにぎりを用意できました
寝れないにせよ45分くらいは横になって仮眠的に過ごせました。
 

もちろん夕食もとりました。
ということで5時間強の滞在でしたが多少のリセットにはなったと振り返ります。
当然ながら通常であれば自主選択するような使い方ではありません
 

とはいえ結果的にそこはベストバランスで利用させてもらえた印象でした。
到着してみたら街中すぎたのでどちらにせよそこまで眠れない可能性があったのです。
もちろん利便性は良いロケーションでした。
 

1泊という固定観念からどことなく解放された体験でした。
そこを22時前にチェックアウトしてフェリーターミナルに向けて出発しました。
250km程度を通常であれば4時間の行程です。
 

車も非常に少なく基本的には快適でした。
終盤は眠気も出てきましたが問題あるほどでもありませんでした。
ともかく日付をまたいだ1時半くらいに到着しました。
 

ここでは深夜の物流を感じさせるトラックの量でした。
夜中の3時過ぎに出港して朝7時前に目的のターミナル着きました
そのまま約500kmを7時間のルートでした。
 

あと3時間ほど頑張れば帰宅できますが無理しすぎになりそうなので途中で泊まることにしていました。
身体的な負荷が強すぎると回復に時間を要して結局は非効率になりかねません。
時差ボケと似たように眠気の襲う夕暮れ時を頑張らなければならなかったのです。
 

ともかくこれは貴重な体験だったかもしれません。
次第に環境と共に植生が変わって空気感も慣れたものに移行していくことがとらえられました。
結果的に飛行機移動では知覚できなかった空間的連続性を実感できました。
 

もしかしたらこれは意識領域の拡大を促すのかもしれません。
そんな体感を得ながら旅の最終夜となる温泉に浸かったのでした。

谷 孝祐
2023.8.18