登山に対する立ち位置の移行 | 3年前のしこうの楽しみ

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トレーニング的に登山をしてみて気づいたことです。
2日連続したことにも意味があったのかもしれません。
後から振り返るとそう思います。
 

新たな立ち位置が確定したようなのです。
それはじわじわとやってきていました。
8月くらいには意識化もしていました。
 

これは自分にとっての登山の目的についての話題です。
バックカントリースキーのために切り替わったという件です。
だからこそストックも取り入れました。
 

これは大きな転換点だったと推測します。
一気に歩く時の感覚がスキーに近づいたのです。
とはいえまだ揺らぎがありました。
 

以前の立ち位置もスキーのためだったのです。
似たり寄ったりだったわけです。
しかし客観視してみると顕在意識的な整理が進みました。
 

それはオフシーズンに感覚が鈍らないためだったのです。
シーズンが始まった時に前シーズンの終わりの体感を忘れないためです。
つまりマイナスを生まない努力とも言えました。
 

この観点において逆ベクトルでしょう。
無駄に重い荷物を背負うことで完全にプラスを生み出す意識に切り替わりました。
不思議というのでしょうか。
 

当然のことでもあります。
こうなると面白さが増してきたのです。
以前は登っていて楽しいと感じることはありませんでした。
 

作業のように淡々と続けていました。
そこにあるのは自己対峙の喜びでした。
もちろんそれも良いものです。
 

とはいえその範疇において登山はツールでしかありませんでした。
今回はそこに変化が表れました。
比較的急な道を登っていてスキーと同じような感覚になったのです
 

通常であれば逆のイメージなのにです。
そんなわけで観察してみると体の使い方に同じような性質があることに気づきました。
そして急登に対する気分がも変わりました。
 

もはや以前の急坂という認識は消えてなくなったかのようでした。
むしろ下りの方が身体的負荷が強く面倒に思うようになりました。
知識レベルでそれは知っていたもののここまで感覚が一致していなかったことです。
 

いっそのこと滑り降りたいのが正直なところです。。
とこかくこれも覚醒の一端なのでしょう。
定着させていくことにします。

谷 孝祐
2021.9.24