能力を生かすエッセンス190 | 3年前のしこうの楽しみ

3年前のしこうの楽しみ

ブログの説明を入力します。

脊柱起立筋への知覚力は上がったでしょうか。
同時にブラインドになっていた自分がとらえらるようになってきたでしょうか。
もちろんこれは間接的な作用です。
 

つまり分かりにくいこともあります。
筋肉の構造を知っただけで刺激になることもあります。
なので単に炙り出しが起きたと感じるかもしれません。
 

そこまではっきりと脊柱起立筋が分からなくても心理作用が起きうるということです。
当然ながら逆もあり得ます。
新たな自己認識が少し進んだだけで背中側が自覚しやすくなることもあるわけです。
 

だからといってわざわざ紐付ける必要もありません。
どことなくそんなこともあるという認識があるだけでも相乗効果になりやすいものです。
ということで知識レベルでも知っておいてもらえればというところです。
 

さてじっくりと背中側の大きな筋肉を見てきましたがここから細かな部分に入っていきます。
あまり聞いたことのない領域かもしれません。
いずれにせよひとまず体の構造を知る程度の感覚でも構いません。
 

まずは大円筋です。
肩甲骨の外側下部から上腕部の付け根のすぐ下あたりにつながっています。
要するに肩と腕をつなげているイメージです。
 

場所が分からなければ画像を検索してみましょう。
見た目を作るような部分でもあるのでおそらく分かりやすいのではないかと推測します。
そんなに大きくはありませんが脇周辺を占めている筋肉です。
 

その位置かして締まりのある背中に見栄えに影響します。
綺麗な逆三角形の背中に関係するわけです。
もちろんここはそのためだけのものではありません。
 

働きとしては広背筋の補助というのが分かりやすいでしょう。
腕を体側に引き寄せる動作で働きます。
懸垂をサポートするわけです。
 

また腕を体の後ろに回す動きでも活躍しています。
メインではないものののここがうまく動くことでそのような運動がスムーズになります。
そんなわけでまずは触って確認してきましょう。
 

発達していないと具体的には知覚しにくいかもしれません。
ただ脇の下の背中側に触れながら腕を上下や前後に動かすと認識しやすくなるはずです。
ひとまず正解を求めずに大体を自覚するだけでも意味があります。
 

それだけでもさらに背中側への自己認識を広げてくれます。
日常生活でも物を引き寄せる動作で関係しています。
こういう時に意識してみるのも良いと思います。

谷 孝祐
2021.7.25