能力を生かすエッセンス189 | 3年前のしこうの楽しみ

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脊柱起立筋の3つのラインはとらえられたでしょうか。
もしうまくいっているのであれば背後への知覚力も伸びていることでしょう。
また自分の背中の広がりも認識しやすくなっていることと思います
 

同時に姿勢に対する自覚も異なるものになっていることでしょう。
背筋を伸ばしている時間帯が自然と増えているかもしれません。
もしくはストレスをキャッチするのも早くなっているかもしれません。
 

これらは想像以上に意味のあることです。
当然ながら体感覚が違ってきます。
軸の安定感も増してきます。
 

そして同時に自己認識にも影響してきます。
要するにブラインドが減るわけです。
いうならば裏側の自分への意識が強まるイメージでしょうか。
 

もちろんこれは心理的な意味合いを含みます。
結果的にメタ認知の上達にもつながりそうです。
それは客観視する能力を高めてくれることでしょう。
 

いうならばよりありのままの自己認識を持ちやすくなるわけです。
幻想から出られる度合いが上がります。
一方でそれは見たくなかった性質が出てくることも意味します。
 

本質的にこれは喜ばしいことです。
しかし否定して抑圧してきたものでもあります。
つまり自分ではないと解釈してきたものです。
 

この要素が大きければこの部分に対する知覚がぼやけやすいのかもしれません。
そうすることでアイデンティティやセルフイメージを守ろうとするわけです。
固まっていてもこれは同様です。
 

いうならばそれらが強固な状態とも推測されます。
あくまでメタファーでしかありませんが関係がないとも言えません
意外に体には正直に現れるものです。
 

ということでもしそういう状態だとしたらここをほぐすことを重視しても良いのかもしれません。
現代的な生活をしていると不具合があっても無視してしまいやすいところです。
とはいえ残念ながらセルフでは限界があるのも事実です。
 

自ら背骨周りを入念に推すことができる柔軟性があればその必要もあまりないと推測します。
だからコンディショニングなど他者の助けが必要になります。
もしくはストレッチポールなどの道具をうまく活用することでしょうか。
 

でもそもそも抵抗があるなら自分でやっても改善は見込みにくいのかもしれません。
ここからお盆を越えるのに当たっても注力しておきたいところです

谷 孝祐
2021.7.18