体の大きさで異なる山の難易度 | 3年前のしこうの楽しみ

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つい先日のことです。
我が子と2人で登山をしました。
これは初めてのことです。
 

7月に山小屋デビューできなかった代替案でした。
実際にどのくらい歩けるか別の場所で確認してみる目論みでした。
1週間弱その地域に滞在するスケジュールだったので天気が回復したらという約束でした。
 

さすがに8月に入ると予想通り梅雨もあけて天候も安定しました。
なので天気予報を確認して登ることを決めました。
今回はそこまでハードでもありません。
 

少なくともコースタイムだけでいけばそんなイメージです。
実際に自分のペースだったら気楽なものでしょう。
だからどこか軽く見ていました。
 

しかし想像よりもテクニカルでした。
スキルによって実際にかかる時間がかなり変わってくることでしょう。
当然ながら子どもにとっては厳しいものだったと思います。
 

特に稜線の山小屋に出たところから山頂が急でした。
慣れない人からしたら崖とか壁という雰囲気かもしれません。
大人でも一歩当たりの高低差がそれなりにある状況でした。
 

つまり体が小さければ自分の身長の半分以上はあるところを登ることになります。
自然のジャングルジム遊びのようなものでしょうか。
ともかく良いトレーニングであることは確かです。
 

ただ驚くほど時間がかかりました。
標準タイムで30分のところで1時間半も費やしたのです。
もちろん仕方ありません。
 

それでもよく頑張ったことでしょう。
山頂の奥宮まで自力でお参りしました。
とはいえ下山時はさらに難易度が上がります。
 

しかもまともに山を下るのは生まれて初めてです。
序盤はずっと怖がりながらでした。
それを待ちながら足を置く位置を教えつつ先導していきました。
 

でも体験すると慣れていくものです。
次第に動きが良くなっていくのが見て取れました。
体で覚えるということを目の当たりにしたような感じです。
 

幼少期の体験の意義を認識させられたのでした。
同時に登山客も多く「すごいね」と頻繁に声をかけられていました
こういう経験が人生の自信になっていくのだと推測させられたのでした。
 

最終的に夕方になってしまったものの全行程を自分で歩き切ったのでした。


谷 孝祐
2020.8.4