スキーブーツのチューンショップでのことです。
2年ぶりの訪問でした。
前回はあまりに足が痛いからという理由でした。
なのでよく分からないままお願いした感じでした。
それが2回目ともなると慣れるのでしょうか。
そもそも前提が違うからでしょうか。
今回はチューンナップでベストを目指してそれに合ったブーツを購入したわけです。
そんな立ち位置を相手もキャッチするのかもしれません。
ということでより良い状態を目指してのチューンアドバイスでした。
ちなみにそこは有名選手も利用するようなところです。
なのでプロ仕様のイメージでしょうか。
予約制で足の測定から行います。
足型を作って微細に確認するのです。
これでブーツの改善点が洗い出されます。
加えてインソールの話題になりました。
この世界も進化しているようです。
カーボン製のオーダーメイドが作れるというのです。
試しにサンプルの上に立ってみると明らかな違いが感じられます。
もちろんこれは既製品なので自分の足に完全に合っているわけではありません。
それでも今までのインソールと比べて次元が変わったかのような印象でした。
独特の柔らかさとレスポンスがナチュラルな踏み心地を生み出します。
実際に作ってみないことには分かりませんが滑りやすくなるイメージは掴めました。
そんなわけでこちらもお願いすることにしました。
そしてそのための計測も行うことになりました。
これが初体験でなかなか面白いものでした。
3Dスキャナーで行うのです。
片足づつ専用のスキャナーの上に立って行います。
これで土踏まずなど足裏の凹凸が厳密に測れるそうです。
さすがオーダーメイドというところでしょう。
加えて脚部の傾きも計測されたようでした。
足首を起点に何度傾斜があるか分かるのです。
自分の場合は踵方向が外側に2度傾いているようでした。
これを補うためにスネの方向が外側に5度傾いているようです。
他人との比較は分かりませんがこれでは力のロスが起きていることでしょう。
歩き方などを意識して改善を試みたいと思います。
同時に身体機能を高めて行く上でもより緻密な領域に入った気がします。
関節の連結への注意を高めてできる限りの構造改善も取り組んでいきたいと思います。
谷 孝祐
2018.2.6 9:24