先日のことです。
10名ほどで瞑想をする機会がありました。
その時にふと気づいたことがありました。
全員がどことなく以前よりうまくいっていないのです。
集中できていないというわけでもないのにおさまりが良くない感じでした。
そんなわけで原因を探ってみました。
自分の経験を振り返ったり今まで見てきたりした状況を思い返しました。
そこで現状が浮かび上がってきました。
自覚しているよりも変化が大きい時に起こる状態だとわかりました。
顕在意識と潜在意識のズレが大きくなっているというのでしょうか。
自己認識と内面が不整合になってきているというところでしょうか。
ただみんなに共通でそのようなことがあるのかと疑問に思いました。
たまたまそういうタイミングの人が集まったということも考えられます。
そうはいっても磁場の変化が大きければあり得ることです。
正直なところ自分は海外に行っていたこともありそれを直接的には評価できない様子でした。
違う場所に帰ってきた感覚からするとそうかもしれないという推測しかできません。
ということでこの9月に入ってからの変化をシェアしてもらいました。
通常であれば瞑想力を高める集まりで技術的なトレーニングをする場です。
しかしその目的においてもこの取り組みが重要だと判断しました。
そのくらい興味深いあまりない現象だったわけです。
1人1人順番に話を聞いていくと予想通りという印象でした。
聞き流してしまえばほんの少しの変化とも考えられます。
一方でそのインパクトを考えると意外に大きいという感じでした。
それを全員通して聴くと明らかに変化の時期であることがうかがえました。
思ったよりも潜在的な変化が大きくて顕在意識が乗り遅れているようでした。
頭が過去に置いていかれそうになっているというイメージでしょう。
こんな体験も初めてでなかなか刺激的な時間でした。
それが明確になってからもう一度短い瞑想を行いました。
自覚ある人もない人もいましたが明らかな改善が見受けられました。
自己一致が瞑想に与える影響を目の当たりにしたのでした。
どうもうまくいかない時はこの側面も確認する意義があると感じました。
個人的にも再度ズレがないか確認してみることにします。
谷 孝祐
2017.9.20 8:55