思い返せば2週間前に出国したものです。
この期間はなんだかやろうと思っていたことが進みませんでした。
隙間時間は多分にありました。
空港の待ち時間などはいつも以上です。
もちろん機内でもできたはずです。
でも気が向かないというよりやろうという発想にならない印象でした。
これは非常に珍しいことです。
そこに加えて通信事情の悪さもあってメールの返信もままなりませんでした。
できる範囲で進めても全てを返せた日がありませんでした。
なので常に滞っていたとも言えるかもしれません。
日々のルーティンもこなせていなかったわけです。
それがやっと追いつきました。
振り返ると直接的な原因は体調不良だと考えられます。
まだ自覚のない頃から始まっていたのでしょう。
スタートのフライトキャンセルから疲れが蓄積して時差調整がうまくいかなかった気もします。
他の影響もありますが出国から1週間弱は睡眠がうまく取れませんでした。
高地への滞在に体への負荷が強かったのかもしれません。
加えて予想以上に寒いダイビングがありました。
ということでいつしか寒気を感じるようになっていました。
そして喉の痛みから鼻が詰まるようになっていきました。
ガラパゴスから移動した日には飛行機の離着陸で耳抜きがうまくいかなくなりました。
その翌日には悪寒が始まり完全に下降線だったのでしょう。
ここから毎日長時間睡眠が始まりました。
予定をこなす以外は眠ってしまうのです。
夕方に寝て朝に起きる日が2日続いてやっと復調に転じました。
しかしそこからまた標高の高い地域の旅となりました。
このような体調だとやはり順応が遅れるのでしょうか。
生まれて初めての高山病も体験しました。
とはいえスケジュールに影響が出るほどにはなりませんでした。
何となく辻褄が合うようにうまくできているものだと思います。
ここから先に進むための毒出しのようなものだったのでしょうか。
変化があるのかどうかしばし観察したいと思います。
谷 孝祐
2017.9.10 14:09