異常で貴重なトリートメント体験 | 3年前のしこうの楽しみ

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介護される気分になったトリートメントについての別の側面です。
そもそもこれはチョコレートトリートメントなるメニューでした。
その名前からチョコレートを使うのは容易に予想できます。

そしてその柔らかい性質からパックであることも想像がつきます。
こういうメニューは基本的にパックかスクラブなのです。
加えてこの国は良質なカカオの生産をしています。

ということで興味を持ったわけでした。
一般的にはメニュー表に加えて具体的に何が行われるかが書かれていますがここではその名前と値段が表記されているだけでした。
とはいえ説明は不用です。

もしそれがふんだんに使われるのであれば贅沢この上ないものでしょう。
先進国において通常は提供できないものだと考えられます。
それだけでなく当然その体感も気になるところです。

そんなわけで予約したのでした。
そしてこれはやはり魅力的なものでした。
パックして洗い流してマッサージというプロセスかと思いきやスクラブまで入っていたのです。

加えてスクラブの素材もカカオを砕いたものでした。
これだけでも非常に珍しいでしょう。
ちなみにパックも全く薄めていない印象です。

なので全身が良質なチョコレートの香りに包まれたのです。
それだけでも至福という感じでした。
ことさら好きでもない自分がそう感じるのだからチョコレート好きにはたまらないと思われます。

そのくらい嫌味のない自然な香りでもありました。
ちなみにこれが顔にまで塗布されました。
そして裸で受けることにも意味があるのでしょう。

バスで温まったあとそのままスクラブというのは理にかなっているのかもしれません。
リラックスという意味だけでもお風呂に紙ショーツのまま入るよりは良いわけです。
それだけでなく最初は驚きましたが肌感覚としてはとても心地よいものでした。

スクラブで感じうる突っかかりや痛みが全くなかったのです。
だからなのか効果の持続も異常なほどのように思います。
少なくとも認識のある中では過去最高です。

効果にフォーカスした結果としての流儀なのかもしれません。
乾燥した場所で睡眠不足もあるのに肌の状態はそれを全く感じさせません。
ただ予約時間に準備ができていないことを始め全体的に丁寧さに欠ける印象はありました。

マッサージも繊細というよりは豪快という様子です。
それでもまた受けたいトリートメント第1位という気分なわけです。
予想外の出来事に反発しない心理状態になれていて良かったと思います。

裸への抵抗感が強ければ気になって受け取れなかったことでしょう。
いずれにせよ色々な意味で枠の広がる体験になったのでした。

谷 孝祐
2017.9.1 19:50