初のドルフィンスイム | 3年前のしこうの楽しみ

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東京都の島にやってきました。
客船で竹芝桟橋から7時間半ほどのところです。
高速船であれば3時間かかりません。

近いのか遠いのか何とも言えないところです。
とはいえ伊豆半島がよく見えるので隔絶された離島に来たという感じもありません。
椿油の生産が日本一で昔は江戸でよく使われたそうです。

それでも1周8kmないくらいの小さな島です。
伊丹空港から羽田空港に向かう時によく上空からその姿を見ることができます。
海から突き出た富士山型の小さな山という感じの形です。

そんなわけで集落は山肌にへばりついているかのようでもあります。
ここでの1番の楽しみはドルフィンスイムです。
文字通りイルカと一緒に泳ぐことができます。

正確には知りませんが20頭くらいいるらしいです。
住み着いているため村から住民票が与えられているというのが面白くもあります。
もちろん個々に名前がつけられているそうです。

そんなことからなのか単なる習性なのか野生といえども人懐っこい感じなのかもしれません。
そういう人との関係がこのアクティビティを成立させているのでしょう。
さて初めての体験だったドルフィンスイムですがなかなか興味深いものでした。

これだったら誰でも楽しめるものかもしれません。
スノーケリングで浮いているだけでも十分近くに来てくれます。
通り過ぎるだけといっても手を伸ばせば触れそうなくらいの距離感です。

さすがに海に入るのが怖いと難しいかもしれませんが船の上からでもその様子がうかがえます。
実際にボートのすぐ近くまで来ることもありました。
しかも集団で一緒に泳いできてくれたらイルカの仲間になれたかの錯覚も起きるかもしれません。

追いかけたら逃げてしまいますが待っていればやってきてくれるという印象でした。
そして簡単な素潜りができればさらに一体感を感じることができるでしょう。
実際にチャレンジしてみましたが息が続く長さを忘れてしまうほどシンクロしてくれます。

知識レベルでは知っていたもののイルカのコミュニケーション能力の高さが実感できました。
人間に当てはめるなら非言語で言語レベルのやり取りができているイメージです。
一説には人類よりも進化した存在とも言われますが確かにそれは否定できない気もします。

そうはいってもやはり自然が相手のものです。
いつも楽しめるわけではなくイルカの気分次第というところでしょう。
今回は久々に帰ってきたらしくラッキーでした。

また機会があれば素潜り技術を磨いて行きたいものです。

谷 孝祐
2016.7.27 21:17