我が子のスキー場デビュー | 3年前のしこうの楽しみ

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今シーズンの初滑り最終日を迎えました。
そして我が子の初めてのスキー場体験となりました。
雪不足のため滑れる範囲が少ないため土日は大混雑だったのですが、さすがに平日になると余裕がある様子でした。

とはいえ水気の多い雪に降られながらのデビューとなりました。
ホテルで防寒着を着せて背中におぶって出発しました。
この時期の山間部にしては気温が高く山の下は雨でした。

それはスキーに行く気にならないくらいの状況でした。
しかし、ランチに山の上のレストランを予約していたので行くことにしたのでした。
ゴンドラで上がっていくとやっと雨が雪に変わるという印象でした。

ただ水分が多いのでびしょ濡れになってしまいやすかった感じです。
そんな中滑り始めると、我が子は人生初めての体験にどのように反応して良いか困っている様子でした。
その環境を受け入れ難かったのか揺れが心地よかったのか、少し声を発したあとすぐに寝てしまいました。

1時間ほど中斜面を滑ってお昼になりました。
天気が良ければ北アルプスの絶景の中で食事を楽しめるのですが、この日は外が真っ白で何も見えませんでした。
それでもここが気に入ったのか思いのほか上機嫌でした。

そんなこともあり、まずまずの初体験になったようで、それなりに楽しんでいたのかもしれません。
少なくとも嫌がらなかっことは確かでした。
そしてランチの後も少しだけ滑って帰りました。

コブ斜面も3回ほど行きましたが、特に問題なく眠ってしまっていたようでした。
ということで難なく人生の初滑りを終えたのでした。
それにしても子どもをおぶって滑るのはいいものです。

転ぶことが許されないため感覚も鮮明になり注意力も上がって滑りが丁寧になるのです。
そのために体の軸を保とうと自然に意識が働きます。
ブレると子どもの体が揺れるのですぐに分かります。

そんなわけでトレーニングに最適でした。
もちろん重いものを背負うので、下半身の強化にも有効です。
面白かったのは完璧なポジションが取れると子どもの重みを全く感じなくなることでした。

これはもしかしたら地球の重力に対して適正な立ち方ができると体への負荷が最小になるということを意味するのかもしれません。
普段からこの時の良い感じを維持しようと努めていこうと思いました。

谷 孝祐
2015.12.22 23:46