自分をつなぎとめていた鎖 | 3年前のしこうの楽しみ

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自分自身を安住の場所に留まらせる力の要因となっている塊のようなものがみつかって、ひとまず放置しておいてみました。
そこまで意識せずに心の片隅においていたようなイメージです。
そして、24時間ほどたって再度それをみつめなおしてみると、些細ではありながら変容していることがわかりました。

ほんの少し小さくなって色が薄くなったような印象です。
実際に特定の色がついているのかというと判断つきませんが、例えば黒が灰色に変わったような赤がオレンジに変わったような青が水色に変わったような、何となくそんな感じをキャッチしたのでした。
そこで、少しは取り扱える状態になったのかと思って、揺さぶりをかけてみることにしました。

まず、その塊が一体なんなのかを特定しようとしました。
すると、瞬間的に鎖のような映像が浮かんできました。
鎖で地面につながれているかのようでした。

良くも悪くも自分は今までそれを受け入れてきたようでした。
そして、なぜそんなことになっているのかを明確にしようと探求しました。
すぐには答えが出ないものの、様々な条件が重なり合って偶発的にそうなってしまったような感覚が出てきました。

それと共に、具体的に何かはわからないものの、それなりにその状況から受け取れるものを受け取りきったことが認識できました。
どうやらそこは本質的には自分にピッタリ合っているとは言えないものの、それなりに得られるものも大きく居心地も悪くない場所だということが知覚できました。
それなのにいつの間にか安住している感覚になっていたようでした。

また、次は自分により適合した環境を選んでいかなければならないステージにいることがわかりました。
そんなプロセスが進んだからか、気がつくと鎖は脆くなりかけていました。
無理な力をかけて何とかする必要もなさそうなので、少し見守ってみることにしました。

そうしていると、ゆっくりと崩壊していくような溶解していくような、春になって雪が次第に溶けていくような、そんな実感が生まれてきました。
どうやら、安住の場所から一歩踏み出す準備が整ったようでした。

谷 孝祐
2015.3.22 23:34