おそれや不安の出処 | 3年前のしこうの楽しみ

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先日、目が覚めかけている意識状態の時に不安が出てきました。
それと共に逃げ出したい想いも生まれてきました。
そして、最終的に死にたいという言葉が聞こえてきました。

こんなことは普段まずないので、一体なんなのかと思いました。
そんなわけで、自分の内面の深い部分にまだそんなものがあったのかと感じて、ぼんやりとしつつも向き合うことにしました。
この時に面白い経験をしました。

向き合おうと思った時にスキーの感覚的イメージが出てきたのです。
なので、向き合う姿勢にも通ずるスキーでの良い乗り位置を維持している時の体感覚を、寝たままの姿勢で作ってみることにしました。
すると、さきほどの不安などが消えてなくなるのです。

まるで、スキー板に的確に乗れているとどんな状況でも怖れが出てこなくなることと同じような感覚です。
それが単なる幻想なのかどうなのか試してみたくなって、あえて姿勢が崩れた時の体感覚を作ってみることにしました。
そうすると、さきほどの不安などが蘇ってきました。

興味深い現象に思えて、遊びのように何回か繰り返してみました。
そんなことをしているうちに、そもそもの不安は感じきられてしまったのか、完全に消えてなくなってしまいました。
そして、いかに姿勢が重要なのかということを感じました。

通常、スキーでの良い姿勢を日常的に意識することはありません。
その姿勢はスキー以外でとることはまずないようなものです。
しかし、そのイメージで過ごすことで安定した状態を保てるのかもしれません。

そう考えていると、普段の姿勢や体感覚が思っている以上に心理状態に影響を与えている気がしてきました。
自分に対しても人に対しても、もう少しそれを意識してみようと思いました。

谷 孝祐
2015.3.10 13:35