本当にボーダレスな感覚 | 3年前のしこうの楽しみ

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出国の前日から感じることがありました。
それは海外に行くという感覚がほとんどなくなっていることです。
全くとないと言ってもいいかもしれません。

日常の延長線上というよりも日常の中にあるかのようです。
少なくとも国内のよく行き慣れたところに行くのと変わらない感じです。
それは荷物の準備を始めてもそうでした。
家を出て空港に向かう間もそうでした。

そしてそのまま機上の人となったのでした。
トランジットですら、待ち時間が全くなかったからか電車を乗り継ぐような気分でした。
余裕があるのとも違う、穏やかでのんびりした感じです。

そう考えると、前回まではまだストレスがあったのでしょう。
もちろんその時は認識していませんでしたが、国内との感覚的な違いは微妙にありました。
そんなわけで、何がそう感じさせているのか考えてみました。

ひとまず慣れたと片付けるのは安易すぎる気がしました。
そして懸念がほとんどなくなっていることに気づきました。
つまり無意識も含めて、不確実性に対して気になることが国内と変わらないようでした。

なぜそうなったのか意識を向けると、今回と今までとの違いが明らかになりました。
それは今回は自分で運転を全くしないということです。
確かに海外での運転は自由に行動できるし景色も楽しめるし現地に馴染める感覚がある一方で、ホテルや目的地が見つけられなかったり状況判断を強いられたり体力を消耗することも考えられます。

今までは、そのメリットに意識が行きすぎて、デメリットの部分をちゃんと感じていなかった可能性があります。
というよりデメリットも自分を磨く場ととらえて、感じているはずのストレスを無視していたのでしょう。
海外に行く時に限らず、この傾向はあったように思います。

よりフラットに的確に自分をとらえて処理していこうと思ったのでした。

谷孝祐
2014.7.23 14:58