ミクロのマクロな影響 | 3年前のしこうの楽しみ

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実は先日の機内でのオーディオプログラムの話ですが、量子論の本を読んでいる時のことでした。
量子論とは、現代物理学において相対性理論と双璧をなす原子や電子などのミクロな世界の物理学です。

そのミクロな世界では、微粒子がどこにあらわれるかは確率論でしかないというものです。
そして、どこにあらわれたか観察されるまでは、同時に何箇所にも存在しているという、一般的な感覚からはかけ離れた理論です。

もし人間が量子であると例えるなら、同時に家にも会社にも旅先にも存在できてしまうということです。
ただし、それはだれにも観察されていない、つまり一人であるという条件が必要になります。
この理論から発展して、パラレルワールドという発想につながっていくのですが、これはSFではなく物理学の話なのです。

実際に、量子論なくしてITの進化は不可能だったと言われています。
そういう量子論に思いを馳せていると、何らかの影響を受けるのでしょうか。

オーディオプログラムで利用している電気的な作用も量子の働きであることは確かです。
それが、確率論で流れる音楽とタイトルの組み合わせを作っていたとも考えられなくはありません。

そして、この量子論のことを書こうとすると、書いている画面が突如消えて、少し経ってから復旧すると文章が消えてしまっているということがあったのです。
諦めて、このことは書かないことにしたのですが、数日経ったので再チャレンジしようと思い、この文面を作っています。

あくまで量子論はミクロな世界での話ですが、実際に私たちが生きているこの世界の別の形であることには変わりありません。
そして、自分自身の体内でもそのようなミクロな世界が広がっているわけです。

実際は同じ場所に同じように存在していて、見ている尺度が違うだけなのに、全く異なる世界観になってしまっているのです。
壁のすり抜けやテレポーテーションなど、一般的にはあり得ないとされる不思議現象も、量子的な世界に帰属することができれば可能になるのでしょうか。

もしかしたら、ある一定数以上の人が感覚的に量子論を理解できたなら、大きく常識という現実が変わるのかもしれません。
ひとまず、この文面がちゃんと配信されることを祈ります。

2013.8.11 20:34 谷孝祐