リスト管理は重要か | 3年前のしこうの楽しみ

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ワインの棚卸しを行いました。
業者ではありませんが、通常よりは多く持っているので、税理士さんに勧められて去年からやることになったことです。
それに伴い、リストの整備も進めてきました。

もちろん一流高級店のようにはいきませんが、あらためて眺めてみると街角のレストランよりは立派なように思います。
そのリストに照らし合わせ、一本一本ちゃんとあるかどうかを確認していきます。
そして、ワインセラーの中のいれておく場所を変えたりします。

基本的にはワインのために極力動かしませんが、より適切な位置や探しやすさの観点から多少の入れ替えを行います。
面白いもので、一年経つとリストと実際にあるものにズレが生じていることがあります。
去年に引き続き、今回も3本見当たらなくなっていました。

一般的に考えれば、どこかのタイミングで飲んでしまったり人に譲ったりしたのをリストに反映し忘れたというのが妥当でしょう。
3本中2本は、その可能性も否めない感じはあります。
しかし、あと1本はそのようなことが起こり得ないようなワインでした。
ちなみに昨年も同じパターンでした。

なぜあり得ないのかというと、意識から外れることのないような特別に大切なワインだからです。
飲んだ記憶がなくなることのないようなワインであり、譲ったにしても絶対にそのことを忘れないような、味わいも希少性も一級のワインです。
チェックミスの可能性もあるので、何度か見直しましたが、やはりありませんでした。

いささか残念ではありますが、自分の中にそこまでの反応がないことも事実です。
以前であれば、さすがにこれがなくなったら酒好きの父親を疑っていましたが、そういう思いも出てきません。
もちろん冷静に考えれば、甘口を好まない父が極甘口の最高級ワインを飲むはずがありません。

これがいいのか悪いのかは分かりませんし、真相はさらに分かりませんが、どこかに旅に出たのだと軽くとらえていました。
しまってあった物だってそういうことはあるので、しまってあったワインにそんなことがあっても仕方ないかと思います。
なくさないためにも、リストの管理をもう少し重要度の高いものと捉えようと思います。

2012.12.29 11:46 谷孝祐