今日のデザート | 3年前のしこうの楽しみ

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アイルランドの旅を終え、夕方にロンドンの名門ホテルにチェックインしました。
せっかくの機会なので、アフタヌーンティーをと思い、ドレスコードに従ってネクタイにジャケット姿に着替えて向かいました。

そこまでは良かったのですが、アフタヌーンティーには予約が必要で、今日は満席とのことでした。
諦めかけたのですが、スタッフが確認しに行ってくれて、それでも19時半からなら調整できるとのことでした。

そんな遅い時間にアフタヌーンティーもいかがなものかと思いつつ、予約することにしました。
翌日にすることも考えましたが、やり取りする中で、あまり時間の融通がきかないことが分かったためということもあります。

こちらのアフタヌーンティーは大人気で、11時半から二時間ごとの予約で、最終が19時半の一日五回という設定のようです。
そしてアフタヌーンティーのためだけのラウンジのようでした。
また、ほとんどの回が満席に近いようでした。

流儀を知らず、面食らった側面もありましたが、なおさら体験してみるのも良いかという気になり、ひとまず予約したのでした。
数時間空きができて、夕食をどうするかという問題が生まれました。

当初は必要ならアフタヌーンティーのあとに少し時間をおいてからと思っていたのですが、そういうわけにいかなくなったためです。
ということで、発想を変えてアフタヌーンティーの前に簡単に夕食を済ませることにしました。

旅も長くなると、インターナショナルな都会では和食を食べたくなります。
数年前までは、基本的にその土地の料理しか食べないというスタイルで、韓国に行った後は三ヶ月くらい胃がおかしく食欲がなかったということもありましたが、変わったものだと思います。
ホテルから歩いて行ける範囲に、気軽に行ける日本食のお店があったので、そちらで済ませました。

久しぶりに和食をとると、体に優しいことを実感します。
寿司から、すき焼き、天ぷら、そば、うどん、焼き鳥、豆腐ハンバーグなど思いつくままに多彩なメニューを出しているところですが、味のほうもまずまずで、普通に美味しいという印象でした。

そして、ホテルに戻り、アフタヌーンティーをいただきました。
誕生日の記念に来る人も多かったようで、途中お祝いのケーキを音楽付きで配る場面があったり、定期的にサンドイッチやスコーンなどのおかわりを勧めにきたりと、何となくエンターテイメントのような感じでした。
どうやら食べ放題飲み放題のようで、まわりを見ていると好きなものをたくさん追加でもらっているようでした。

もちろん、軽めとはいえ夕食後なので、追加どころか全部食すことは無理でしたが、紅茶は今までいただいた中で一番ミルクに合うもので、たくさん飲みました。
何となくアフタヌーンティーの観念がはずれた体験でした。

2012.11.13 10:26 谷孝祐