どこから来たのか不明の封書が届きました。
それは、開けてみるとフランス語の手紙でした。
フランス語はほとんどわかりませんが、わからないながらも良く読むと、どうやらスピード違反の反則金の請求だということが分かりました。
今年6月にフランスで運転をした時のことでした。
自覚がなかったので、予想外でしたが、制限速度90キロのところを100キロくらいで走っていたとのことで、日本では捕まらないようなものでした。
もちろん、自動取り締まり機がある場所では注意していましたが、そこまで厳密にはスピードを確認していませんでした。
違反した場所が高速道路のようなので、おかしいようにも思いますが、そこだけ制限速度が90キロだったのかもしれません。
ネットで調べてみると、どうやら5キロ程度の違反でも同じような手紙が届くようでした。
そして、交通安全週間のような時だと、制限速度が下げられたりすることもあるようでした。
国が違えばそのようなことも変わるのかということを認識しました。
手紙は、全てフランスで書かれていたので、どうすれば良いか見当もつきませんでした。
しかし、用紙の裏に支払い方法らしきものがいくつか書いてありました。
その中にホームページのアドレスがあったので、そこを開いてみました。
一度目は、うまく表示されず、大使館に電話で聞くしかないかと思いました。
しかし、しばらくたってからもう一度ホームページを開くとちゃんと表示され、幸い英語にも切り替えられるようになっていました。
そのホームページは反則金支払い専用のホームページのようで、日本で税金などをペイジーで支払う時のような要領で、クレジットカードで支払うことができました。
送られて来た用紙の番号とクレジットカード番号を入力すると、支払い証明の画面に切り替わりました。
とても大変な思いをするかと思ったら、非常に簡単に済んでしまいました。
支払い期限があり、それを過ぎると高額になるようで、海外渡航の前に送られてきて良かったです。
改めて、海外では思わぬ落とし穴があるということを伝えられたのでしょうか。
知らないということは、そういうことに遭遇しやすいように思います。
今度の海外では、もう少し気をつけたいと思います。
2012.10.12 00:20 谷孝祐