正しい抵抗 | 3年前のしこうの楽しみ

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なんとなく一つの結論が出たので、シェアします。

今まで、翻弄される原因の一つに、実際には抵抗を感じていないのに抵抗かもしれないという思考が働くということがありました。
言われたことに対して感覚ではなく思考レヴェルでの興味がある時に、かつそれに素直にYesと言えない時に、抵抗ととらえていました。

しかし、原因を探っても答えはなく、感じればすぐに消えてしまうようなものでした。
そんなことで、抵抗と抵抗の幻想の区別がつかなくなっていたように思います。
いつからそのようになってきたのか分かりませんが、数年前にある抵抗を超えてからその方向に行ったのかもしれません。

具体的にどんな抵抗だったのかは覚えていませんが、その抵抗を超えてからは抵抗がないことにしばらく不安を覚えるようになりました。
というのも、それまでは抵抗がある方向を正しい方向と見て、抵抗に進んでいく感覚があったためです。

そこをすっと抜けると、雲を掴むような、手づかみ感のない状態になってしまいました。
感覚が最中でないので、思考を基準に方向性をみるようになりました。
だから、次第に思考の中に抵抗を見るようになっていたのだと思います。

本当は不安の中から感覚をより繊細に研ぎ澄まし、より微細な感覚をキャッチする必要があったのでしょう。
最近、進むことに抵抗がある人を見ていて、というよりはその抵抗を感じて、思考の中の抵抗が幻想であることに気づきました。

本来は抵抗はやはり潜在意識の中にあり、進もうとする方向に対して、止めようと働くものです。
つまり、意識が進もうとしているのに対して、頭ではわかってる答えに対して、否定的に働きます。
この基本原理を逸脱して抵抗を見てしまっていました。

感覚としては、わかっているけどスムーズにそこにいけない何かが体感覚としてある状態です。
頭では進もうとしているけど、体や気持ちがのらない状態です。

もちろん人によっては、思考や顕在意識も抵抗に支配されていることがありますが、、、。
今は、この感じを思い出して、明確に抵抗の幻想をみれるように思います。

思えば、ないはずの抵抗を外し、迎合してしまっていたのでしょう。
そしてコントロールなどに引っかかってしまったのだと思います。
そういった方向に向かってしまったことが次の段階の抵抗だったのかもしれません。

感覚をベースに順序を間違えないよう、思考を載せていきたいと思います。

2012.7.27 00:51 谷孝祐