いろいろな場所を転々としてきて、思うことがあります。
それは、人は想像以上に様々な影響を受けているということです。
なんとなくそれを実感しました。
より物事をクリアにとらえやすくなればなるほど、受けている影響に気付きやすくなるのかもしれません。
クリアになればなるほど、濁りが見えやすくなるといったところでしょうか。
何も、何らかの影響が悪いというわけではありません。
しかし、自分を変化させようとするとき、それが足を引っ張るものなのか、後押ししてくれるものなのかは重要な問題です。
無意識的に選択してしまうと、進めない迷路に入っていってしまう可能性もあります。
面白いもので、自分にとって得たい現実が近づくと、それが間違っているように見えてきたり、騙されているように見えてきたりします。
反応的に避けようとすることもあります。
こういった時は、感覚だけではなく、特に健全な思考に頼る必要があるでしょう。
自己を客観的に整理する必要があるでしょう。
場合によっては直接関係のない第三者の助けを必要とするかもしれません。
そういった意味で、様々な影響は変化にとって必要なことでしょう。
何らかの影響がなければ、停滞して固定化しやすいのではないでしょうか。
様々な影響は、どのような類いのものにせよ、何らかの形でメッセージを伝えてきているのでしょう。
2012.7.11 08:45 谷孝祐