パリのお蕎麦 | 3年前のしこうの楽しみ

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ボルドーからパリに戻ってきました。
ボルドーでの体験は非常に意義深かったように感じます。
具体的に何が、とは表現できないのですが、どことなくありのままで良いということを別の方向から、心ではないどこかで受け取ったような感覚です。
新たな感覚なので、具体的な表現が難しいといったところです。

そして、今夜はパリでお蕎麦屋さんに行きました。
特別和食を食べたくなったという訳でもなく、話の流れでそうなりました。
スタイルとしては、お酒に合わせて一品料理をつまみ、最後にお蕎麦をいただくような形でした。

日本語の書いてあるメニューが久々で、どことなく違和感を感じました。
慣れというものはなんとも面白いものだと思います。

同時に、日本語で注文できることも新鮮な感覚で、また日本人の比率が高いことも別世界に来たような印象でした。
なかなか本格的で、パリでここまでできるのかと感心する内容でした。
と同時にどこかフレンチに通じる風合いを感じました。

それは特にお蕎麦で感じられました。
明らかに和のオダシなのに、何となくフォン(フレンチのだし)のように思えるのです。
そこで、やはり水の違いは大きいのだと気づきました。
水の印象が料理の印象をそれなりに支配するのだと。

と同時にもしかしたら普段摂取している水の性質によって、人間の性質にも影響があるかもしれないと思いました。
あくまで思いつきレベルの仮説ですが、土地が人を育むのであれば、体内環境を作る水が人を作ることも自然なことかもしれません。

ちなみに、お店はサンジェルマンデュプレ教会近くの円というお店です。
パリで和食が恋しくなったら、是非オススメです。

2012.6.21 10:33 谷孝祐