ホーム違い | 3年前のしこうの楽しみ

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フランスにやってきて明らかに今までと感覚が違うような、戻ったような感じがあります。
実際、パリに到着する際は、日本に帰国するのと同じような感覚がありました。

なんとなく、チューニングがあっているような感覚で、あまりストレスを感じません。
今までも、居心地の良いホテルではふと感じたのですが、ここまでではありませんでした。
こういった時は気を張っていないので、忘れ物をしやすいため、注意が必要ですが。

どうも安心できるところでは、パッキングが時間ギリギリになって忘れ物をしやすいようです。
忘れ物の話はさておき、ホームと感じられないようなところに長くいて、ホームと感じられるようなところにやって来ると、こんなに感覚が正常に自然に働くのかと驚きます。

これは、初めての感覚で、自分の中の当たり前が通用する、どういったレベルにおいてかは様々ですが、それがホームと感じる一つの要因ではないかと思います。
見えない何かが噛み合っているような、そんな感覚です。

そして、やるべきことに対して抵抗されていないような、受け入れられているような、歓迎されているような、そんな感覚です。
もちろんフランスと日本では、違う部分も多いと思いますが、今までの国に比べると同じと錯覚するくらい似通っています。

それは、
自然の美しさとか、
自然の色の多彩さとか、
人の雰囲気とか、
サービスの仕方とか、
何となしの安定感とか、
様々です。

改めて感じるのは、目に映る風景が、人の在り方や感性に大きな影響を与えているのだろうということ。
やはり環境は大切なようです。
そういった意味では日本よりもあくせくしていないので、よりホームに感じやすいのかもしれません。
当たり前の、ホームとハウスの違いが、概念レベルではなく、感覚で腑に落ちた体験でした。

自分の中のホームを正しく認識しておくことは、思った以上に重要かもしれませんね。

2012.6.16 16:31 谷孝祐