衆院補選 立民全勝をどう見る | 暇人「たにやん」のひとりごと

暇人「たにやん」のひとりごと

暇にまかせて毎日の出来事や気になったこと、趣味の読後本のレビューや城巡りの旅行記、マラソン大会に参加した感想等を徒然に呟いてみます。

 

 

  こんにちは、暇人たにやんです。

 

先月の衆院補選をどのように見ますか。

 

 

自民の全敗か、立民の全勝か、いや、違うように思います。

 

確かに言われるように裏金問題で自民の屋台骨は大きく揺らぎました。

 

そして、その影響でこの3補選では自民は当初から苦戦を強いられることが予想されていました。

 

その結果、東京、長崎は不戦敗、唯一の候補を出した保守王国の島根でもスタートから苦戦していました。

 

 

立民の候補者には申し訳ないですが、この自民の自滅で行き場を無くした票が立民に流れただけと思います。

 

 

その理由は立民の人気度が5%といまだに低迷しているからです。

 

その中で今回の補選で私が気になったのはその投票率です。

 

➀東京15区・・・40.70%(前回より▲18%)

②島根1区・・・54.62%(同 ▲6%)

③長崎3区・・・35.45%(同 ▲25%)

 

いずれも過去最低です。

 

長崎3区は40%を下回っています。これは危機的状況ですね。

 

 

如何に政治に対して無関心、期待値が低いかという国民意識の現れです。

 

今回の自民の敗北はその政治手法の傲慢さ、国民をバカにしていることに対する国民の「No!」です。

 

今の政治家は国民意識と乖離しています。向いている向け先が違った方法にあるようです。

 

それでも自民政治は続くでしょうが、もっと危機感や緊張感を持った政治にして欲しいと思います。

 

そのためには自民の意識改革も必要ですが、野党の在り方にも問題があります。

 

そうしないと日本はますます衰退してしまいます。

 

ということを感じた選挙でした。