先日、排水路堰上げ式の水田魚道が設置してある地区で、水田の排水口の改良作業に行ってきました。
(そのときの詳しい様子はコチラ→http://blogs.yahoo.co.jp/tabiuojapan/38764072.html)
(そのときの詳しい様子はコチラ→http://blogs.yahoo.co.jp/tabiuojapan/38764072.html)

タモ網を持ち出し、水田魚道が設置されている水路をガサガサやってみると・・・、
たちまち、アユ、ヨシノボリ、シマドジョウ、ヤゴ、などなどが。

「琵琶湖(北端に近い)の湖岸の水田地帯の、流量の多い、比較的水のきれいな農業用水路」という環境。
平地の農業用排水路に、コアユの群れがいるというのも、滋賀県ならではでしょうか。
平地の農業用排水路に、コアユの群れがいるというのも、滋賀県ならではでしょうか。
水路まわりの水草には、ガムシの一種?もいました。 これぞ「甲虫」というフォルム。黒光りしてます。

排水路堰上げ式の水田魚道は、排水路の水位を上げて、排水路と水田の落差を小さくし、魚を水田に上りやすくするもの。そして、大雨が降ると、魚が水田に産卵しに遡上してきます。
水田の中を見てみると・・・、

稲の苗の間に、息も絶え絶えの、フナがいました。 (元気に泳ぎまわっているヤツもいました)
水田魚道の甲斐あって、水田まで遡上できたのですね。 しかし、サギにでも突つかれたのでしょう。
・・・せめて、産卵を終えた後でありますように。
そして、多くの稚魚が孵化し、水田でぬくぬくと育ち、琵琶湖にたくさん戻っていくことを願います。
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