知ってる?パワステオイルの交換方法 | たにぐち自動車のブログ

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「パワステオイル交換」をグーグル検索しても、上位に来るのはどれも??なやりかたばかり口笛

 

 

 

定番は「リザーブタンクからスポイトを使って抜き取り、新油を入れたらハンドルを操作するとオイルが混ざるので、そしたらまた抜き取って新油を入れて・・・ コレをきれいになるまで繰り返す」ってヤーツパー

 

 

 

んなもん日が暮れるわっ!って言いたくなる(笑)

 

 

 

別に間違ってるわけじゃないけど、車屋さん的にはもっと確実で時間のかからない方法で交換します

 

 

特にドリフトをする車にとってパワステの不具合は事故に直結するリスクをともなってますので定期的に交換するといいですよ♪(←AE86の人はこれ以上みるまでもないw)

 

 

 

さてさて、まず用意するもの

 

 

車(←アタリマエデショー)

 

パワステオイル

 

工具

 

廃油受け

 

段ボール

 

パーツクリーナー

 

 

 

今回はツアラーVの交換作業をご紹介します

 

 

 

ドリ車はだいたいこんな感じになってます(笑)

 

 

 

そもそも通常の車はドリフトを長時間するためのパワステ環境になっていないので、このように上からパワステオイルが噴いちゃってるのは普通です

 

 

 

メーカー指定のオイルなんてポテンシャルが低いので、ドリ車を扱うお店では100%化学合成のオートマオイルに交換するのが定番ですよね

 

 

 

でも、本当はオートマオイル代用ではなくドリフト走行にも耐えるパワステオイルがあったらいいなぁ・・・と思ってたところでちょうどいいものを見つけましたチュー

 

 

 

ネクザスさんとこから出ている「ネオレーシングパワステオイル」チョキ

 

 

 

容量も1リットルで販売しているのでちょうどいい(2500円 税抜き)

 

 

 

んでもって交換作業に入りましょう!(←前置きなげ〜わw)

 

 

 

まずは安全な場所でオイル交換の容量で車両をジャッキアップしましょう。ジャッキが外れても怪我しないように腹下にタイヤを入れておくとベターですチョキ

 

 

 

そしてらハンドルを右いっぱいに切り・・・

 

 

 

 

ツアラーVの場合は向かって右側のパイプのバンジョーボルトを緩めてオイルを抜くので、17のメガネかコンビネーションレンチ、廃油受け&段ボールを用意してからゆるめましょう(←画像だともうオイル抜いちゃってるけどねww)

 

 

 

 

そしたらすかさずリザーブタンクから新油をそそぎます。注意事項としては絶対にリザーブタンクを空っぽにしないこと(←空っぽにしたら後がめんどくさい)

 

 

 

あせらなくてもそれほど一気に抜けないので落ち着いて作業してください

 

 

 

 

 

半分くらい(500cc)使うと、下から抜けていくオイルがだんだん新油に変わってくるので・・・

 

 

 

 

いったんバンジョーボルトを軽く締めて・・・

 

 

 

 

 

こんどは左いっぱいにハンドルを切ります

 

 

 

 

そして同じようにバンジョーボルトを緩めてオイルを抜きます

 

 

 

けっしてリザーブタンクを空にしないように新油を注いでください

 

 

 

新油が残り少なくなったところで

 

 

 

 

 

ふたたびバンジョーボルトを締めます。バンジョーボルトは中が空洞のボルトなのであまり大きな力で締め付けると破損する恐れがあるため、適切なトルクで締めてください(だいたいエンジンオイルのドレンボルトを締めるぐらいでOK)

 

 

 

 

そしたらハンドルを右に・・・

 

 

 

 

左に繰り返し操作して・・・(←操作が速すぎるとダメ)

 

 

 

リザーブタンクからエアーが出てこないのを確認したら

 

 

 

エンジンを始動して異音が無ければ無事に交換できています爆  笑

 

 

 

リザーブタンクを空にしてしまった人はこのときに「ギュオーーーーン!」と異音がするので、そしたらすぐにエンジンを止めてエア抜き作業をしましょう

 

 

この「ギュオーーーーン!」はパワステポンプにエアが入ってしまっている状態なので、最悪の場合にはポンプブローしてしまいます(←この音がした時点でポンプはかなりのダメージを受けてます)

 

 

エア抜き作業はハンドルを右に左にず〜〜〜っと繰り返さなきゃいけないのでめんどくさいです(笑)

 

 

 

なので、オイルを抜いてる時にはぜったいにリザーブタンクを空にしないでください

 

 

 

 

油量を最適に調整しますウインク めちゃめちゃキレイになりましたね〜チョキ

 

 

 

車屋さん的には・・・

 

 

 

バンジョーボルトのガスケットを交換しますが、みなさんの場合は一度くらいなら再使用しても漏れてこなければ大丈夫です

 

 

 

 

 

最後にパーツクリーナーで洗浄して、漏れが無いかチェックできたら終了系グッド!

 

 

 

 

 

風が強いとけっこう飛び散るので段ボールは必須(笑)

 

 

 

だいたい1リットルくらい使えばほぼ全量交換できているので、1リットル単位で販売してくださるネクザスさんのパワステオイルはみなさんにとって使えるアイテムだと思います♪

 

 

 

僕がこのオイルを実際にサーキットで使ってみたところ

 

 

 

今まで入っていたオイルでは一周フルでドリフトしたらリザーブタンクが噴いちゃってしまい、ハンドルも重くなっちゃってましたがショボーン

 

 

 

このオイルに交換してから一日中走行会を楽しんでも気にならなくなりましたチョキ

 

 

 

みなさんもぜひ試してみてください爆  笑

 

 

 

お問い合わせはウチかネクザスさんまで・・・ネクザスHP

 

 

 

今回の費用

 

パワステオイル 2500円

 

 

交換工賃(だいたい1時間程度) 7500円(ガスケットふくむ)

 

 

合計10000円(税抜き)

 

 

 

 

よろしくチューニンググッド!