どうも、たんぐです。

 

 

今日はタイトルにある通り、
「ビジネスをするのにアイデアなんていらない」
ということについて話をしていきます。

 

 

おそらく、これから起業したい人からすると
「え、ビジネスにアイデアって必要なんじゃないの?」
と思ってる人もいるかもしれません。

 

 

今日はその勘違いを破壊できればいいなと思い、
キーボードを叩いてます。

 

もし、勘違いしてる人がいたら
この記事をきっかけにスッキリするかなと。

 

それではいきます。

 

 

ビジネスにアイデアがいらない理由は
後手で商品を作った方が売れやすいからです。

 

 

まず、ビジネスには2種類の商品の作り方があります。

それが
・マーケットイン
・プロダクトアウト

です。

 

マーケットインは
「市場が求めてる商品をリリースする」
ということ。

 

プロダクトアウトは
「ニーズを無視して企業側の理念などを優先した商品をリリースする」
ということ。

 

 

一見、プロダクトアウトは
自己中心的なビジネスに見えますが、
そうではないです。

 

プロダクトアウトの商品は
リリース直後は「物珍しさ」があって
時流によって売上が大きく変わります。

 

 

ファッションなんかを想像してみてください。

 

最先端のファッションは
企業側のプロダクトアウトによって生まれます。

 

そこに市場の声は一切ないです。

 

 

「流行」にはそれを流行らせようとする
マーケターやデザイナーがいるってことです。

 

そして、プロダクトアウトによって生まれた流行に
乗っかる形で他のブランドが商品をリリースします。

 

「流行に乗っかる」ということは
すでにニーズがあることを確認してるので
これは「マーケットイン」ですね。

 

 

いま、マーケットインとプロダクトアウトを
紹介しました。

 

これってどっちが売上を上げるのに
簡単でしょうか。

 

当然、マーケットインです。

 

プロダクトアウトはさっきも言った通り、
流行を生み出すほどのインパクトが必要です。

 

もう一つ例をあげると、
iPhoneなんかはまさにプロダクトアウトです。

 

プロダクトアウトの良いところは
当たれば先行者利益を丸ごと独占できること。

 

競合は似たような商品を作ってないので
需要がある限りは独占状態になります。

 

 

しかし、プロダクトアウトの難点は
商品を作ったあとのマーケティングの部分。

 

物珍しさがあれば売れるだろうと考えるのは結構危ない考えで、
「珍しいから」というのは商品を買う理由にはなりません。

 

なので、その商品がなぜ必要なのか?
をちゃんと言語化して見込み客に
伝える必要があります。


中小企業は資金的なリソースの問題も
プロダクトアウトしづらい理由でもあります。

 

プロダクトアウトは
一種のイノベーションみたいなもんです。

 

一方、マーケットインはどうでしょう。

 

マーケットインは
市場に需要があるかを確認してから
商品を考えることができます。

 

なので、すでに見込み客がいる状態で
商品を販売するので一定の売り上げは見込めます。

 

そこにアイデアなんかいらないのです。

 

市場がすでに答えを出してるし、
危ない橋を渡ってプロダクトアウトで商品を作るよりも
当たる確率が高いのがマーケットインの特徴。

 

ニーズがあることが分かってるので
商品も作りやすいです。

 

コロナが流行ったときの
「COCOA」というコロナウイルス接触確認アプリが
リリースされました。

 

これもマーケットインです。

 

「感染者と知らないうちに接触してるかもしれないから
   接触しているか確認した」

というニーズから生まれてますよね。

 

アイデアはすべて市場が出してくれます。

 

起業と聞くと
「革命的なサービスや商品を出さないといけない」
と考える人もいますが大きな勘違いです。

 

市場をリサーチすれば
どんなものが需要があるか?
どんな商品が欲されてるか?

がすぐに分かります。

 

アイデアをひねり出すよりも
市場のリサーチに時間を使いましょう。

 

今日は終わりです。

 

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