適度に体を動かすだけで、心は整う

― 歩く、伸ばす、呼吸する ―

 

前回、
迷ったときは体を動かすといい、という話を書いた。

 

「じゃあ走らないとダメですか?」

 

そう思った人もいるかもしれない。

 

でも、そんなことはない。

 

体は、そこまで厳しくない。

 

 

 


■ 歩くだけでも変わる

一番シンプルなのは、歩くこと。

 

特別な道具もいらない。
特別な技術もいらない。

 

ただ外に出て、少し歩く。

 

それだけで、
思考の流れが変わる。

 

座って考えているときは、
同じ場所をぐるぐる回っていた思考が、

 

歩いていると、
少しずつ前に進む。

 

体が前に進むと、
思考も前に進む。

 

不思議だけど、
これはかなり本当だ。

 


■ 伸ばすと、ほどける

もう一つは、体を伸ばすこと。

 

ストレッチ。

 

肩を回す。
背中を伸ばす。
腰をゆるめる。

 

たったそれだけでも、
体の緊張がほどける。

 

体がゆるむと、
心もゆるむ。

 

逆に言えば、

 

体が固いと、
思考も固くなる。

 


■ 呼吸が浅くなると、世界は狭くなる

迷っているとき、
だいたい呼吸が浅い。

 

胸だけで呼吸している。

 

それに気づいたら、
少し深く息を吸う。

 

そしてゆっくり吐く。

 

それだけで、
体は少し落ち着く。

 

体が落ち着くと、
視界が広がる。

 

さっきまで大問題だったことが、
少しだけ小さく見える。

 


■ 運動は、体へのメッセージ

運動というと、

 

鍛える
痩せる
強くなる

 

そんなイメージが強い。

 

でも本当は、
体へのメッセージでもある。

 

「ちゃんと動いてるよ」
「ちゃんと生きてるよ」

 

体はそれを感じると、
少し安心する。

 

安心すると、
余計な力が抜ける。

 


■ 激しくなくてもいい

走る必要はない。

 

ジムに行かなくてもいい。

 

特別なトレーニングじゃなくていい。

 

歩く。
伸ばす。
呼吸する。

 

それだけで、
体はちゃんと整い始める。

 


■ 体は、思っているより味方

ボクたちはつい、

 

もっと頑張らなきゃ
もっと鍛えなきゃ

 

と思いがちだけど、

 

体はそこまで
完璧を求めていない。

 

少し動く。

 

それだけでも、
ちゃんと応えてくれる。

 

体は、
思っているより味方だ。