高須院長 (高須 克弥さん)は以前から自由で行動力のある人だなぁ、と思って好感を持ってたので、テレビ欄で 「全身がん」の文字を見た時はショックだった。
1時間の密着番組を見た。
3年前から腎臓や肝臓、尿管などに癌が転移していていわゆる全身がんと呼ばれる状態だ。
高須院長には美容外科医のイメージしかなかったが、多くの病院や介護施設を経営されてるらしい。
(ビジネスの話をしたいわけじゃないので話を戻すと)
いくつかの言葉が胸に響いた。
「癌になることは普通のことなんだ。」
「みんないつか死ぬ(から、死ぬことも普通のことなんだ)」
「余命なんか分からない。治るかも知れない。」
今までも聞いたことがあるしそんなに特別な言葉じゃないのに現実味を持ってスーっと心に入ってきた。
全身がん患者の言葉だったからかも知れないし、医師の言葉だったからかも。あるいは高須院長だからかも。
いや、その全部だからかも。
極めて理路整然とした言葉に聞こえた。
「人間、誰でもいつかは死ぬ」 。何百回と聞いたことがある言葉だが、その意味を我が身に感じて口にしたのを聞いたのは初めてだった。
人間なんだから病気になっても不思議じゃない。
難病でもその病気が存在している以上誰かがかかっても不思議じゃない。
それが私でも不思議じゃない。人間なら普通のことなんだ。
「なんで私がこんな病気にかからなあかんの?!
なんで私が!!
なんで私が、、、、、
なんで、、、、、、」
という思いから解放されつつある。