パパ不在の土日は午前中は近所の大きい公園に行って
疲れ果てて「もう帰りたい~」と言うまで思いっきりジャイ子さんを遊ばせて
昼食後はぐっすりお昼寝させ、その間私はたまっていた映画鑑賞です♪
その前に少しジャイ子さんの公園での遊び方を紹介します。
とにかく一人遊びが得意で友達に混じって一緒に遊具やお砂場で遊ぶというよりも
遊具にはすぐに飽きて全力疾走でとんでもないところに走っていき
一人でしゃがんで地面に落ちている木の実を拾って右手から左手に持ち替えて
その都度「とっ!(ありがとっ!の意)」とつぶやいたり、
公園内で工事している場所に立ち入り、そこで木切れを集めて並べたり、
猫を追いかけて雑木林の中に入って行っちゃったり、
狭い木と木の間をわざと通り抜けようとしてバラの木の棘にひっかかってママに助けを求めたり、
死んだ虫を拾ってポケットに入れて大事に持ち帰ったり、
砂場の中に埋まっているゴミを拾ってゴミ箱にちゃんと捨てたり、
靴を脱いで木に抱きついたり突然地面に大の字で寝てみたり・・・。
とにかく立ち入り禁止区域が大好き。
もっと公園では公園らしい普通の遊び方をしてくれたらこちらも安心していられるのですが
こういう個性的な遊び方をしてくれるとこちらは一瞬も気を抜けません。
あれもだめ、これもだめ、とはできるだけ言いたくないので
ある程度距離を保って自由にさせていますが何をしでかすのか予想がつかないので
影武者のように常に背後にひっそりと構えて常に徒競走のヨーイ!状態でスタンバイ。
結構体力要ります。
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先日友人がお土産に持ってきてくれたジョン・グリシャムの「無実」を読み終えました。
ジョン・グリシャムは何冊も読んでいるのではじめぱっと作者名を見たときに
(ああ、いつものフィクションの法廷ものだな。)と察しはついたので
後回しにしていたのですが読んでみてちょっとびっくり。
実はノンフィクションでした。
オクラホマ州で実際に起こった事件のノンフィクションで
無実の人間を死刑に陥れた恐怖捜査の実態を詳細に克明にすべて実名で告発した長編です。
あまりにも杜撰で偏った偏見に基ついた捜査官に検察官に腐敗した警察。
証拠隠滅に捏造。偽の証言。依頼人を頭から信頼していない無能な弁護士。
死刑判決を受けた後12年間の裁判の末、
冤罪が晴れてからも一言の謝罪も補償もないばかりか絶対に自分たちの非を認めない警察。
読んでいてまったく胸糞悪くなりました。
冤罪事件って日本でも時々聞くけど冤罪が晴れた時に
マスコミとかが必ず「おめでとうございますっ!今のお気持ちはっ?」
とか聞きますよね。多分、
「うれしいです。ありがとうございます。本当に皆様のおかげです。」
とか言うのが模範解答でそれをカメラも期待しているんだろうけど、もしも私だったら
はぁ?おめでとうだと?ふざけるなっ!
って叫び散らしたい気持ちだと軽く思います。
失われて不当な待遇を受け続けた歳月をどうしてくれるのか?
ほとんどの冤罪者はその後の人生もそのトラウマから逃れられず精神疾患を患う人が多いそうです。
人が人を裁く。
どうしても人が人を裁かなくてははいけない時
もちろん人間だから時には間違うことだってあるだろうけど
人一人の人生を生から死へ左右するような立場にいる人間は常に冷静と誠意と公正を兼ね備え
偏見にとらわれない視野の広い人間的にも完成された人でなくてはいけないと思う。
私はあと50年生きてもそんな領域には絶対到達できないと思うので
生まれ変わっても医者と法律関係者と警察官にだけはなりたくありません。
ああ、やだやだ。
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長くなったので観た映画の感想は次回で。
さて、汚いジャイちゃんをお風呂に入れるかの。
ミズエ