ワクチン接種後に倒れる人が時々います
不安や緊張、注射の痛みなどによって気分が悪くなり
血圧が下がることによるもので、迷走神経反射といいます。
一時的な血圧低下ですので、通常は横になっていれば
しばらくして意識はもどってきて後遺症もありません。
が、転倒したときに頭をうったりなどケガをする場合もあり注意が必要です。
注射後に気分が悪くなってきて、目の前がかすみ
気づいたら転倒していたという症状になるようです。
ワクチン接種後は15~30分は院内(会場内)に座って待ちましょう。
症状はワクチンそのもというより、注射の痛みや緊張によるものですので、
今後のワクチン接種は基本的にしていただいて構いません。
(担当医と相談してください)
ただ、倒れた経験のある人は今後も注射によって気分が悪くなる可能性があり、
接種するときは「倒れたことがある」 など事前に伝えておくほうがいいでしょう。
対策として
接種後すぐに横になってもらったり、
場合によっては寝たまま接種することもできます。
人が倒れるところを見たら、もしくは自分がなったらビックリするかもしれませんが、
新型コロナワクチンに限らず他のワクチンや血液検査の時にも起こる症状です。
自分は注射が苦手で・・・という方は特に
睡眠をしっかりとって、食事水分をとり体調を整えておきましょう。
不安感を和らげるために、接種するときは
好きな食べ物やタレントのことを考えるなど
気を紛らわせるようにしてみてください。
(医師や看護師からも声掛けがあるかもしれません)
心配な人は、友達や家族など一緒に来てもらうのもいいかもしれませんね。
ほとんどの人はワクチン接種後に倒れることはありませんが、
こんな症状があるということも知っておいてください。