背後からのタックルは命に関わるかも | パパ小児科医のブログ

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最近某大学のアメフト選手が、背後からタックルしてケガを負わせるという事件がありました。

 

故意であったとか、監督の指示であるとか色々な事情があるようですが、

 

背後から突然襲うというのはかなり危険な行為だと思います。

 

色んなケガが起こりえますが、

 

一つの可能性として、脊髄梗塞という病気があります。

 

これはもともと元気だった人が運動中などに不意にうけた衝撃により

 

脊髄の動脈が収縮して血流障害が起こり、手足の麻痺や感覚障害などが起こるものです。

 

ときに症状がすすんで死に至ることもあります。

 

まれなケースではありますが、もともと元気だった人が衝撃をうけたあと急に立てなくなり数時間のうちに亡くなるようなことがおこりえます。

 

安静を保って、はやく治療する必要がありますので衝撃を受けた後に急に立てなくなった場合は医療機関へ急がなければいけません。

 

少なくとも強い衝撃を受けたあとは安静が原則です。

 

脊髄のみの障害の場合、歩けなくても意識が保たれていることがあり速やかに受診しない可能性もあり注意が必要です。

 

アメフトやバスケ、ラグビーなど接触のあるスポーツではこういった衝撃をうけることは故意でなくても起こりうることです。

 

ただ、まれなこととはいえ起こってしまうと命に関わる可能性があり、故意に背後からタックルをしかけるようなことは絶対にあってはならないことです。

 

選手も、そして指導者も「安全」のためにその行為の危険性をし知っていただきたいと思いました。

 

 

 

 

◯この病気は私は直接診察したことはないのであまり詳しい説明はできませんが、「安全」への注意喚起としてご紹介させていただきました。

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