こんにちは
『漢方のミカサ』の北室です
ご訪問有難うございます。
健康情報新聞
令和5年12月号（1）
もし私（安保徹先生）がガンになったら・・
ガンは、「生き方の無理」や「心の悩み」が最大の原因でしょう。
いつも私は、働き過ぎに注意していますが、
もしもガンになったなら「持った仕事を控えなさい」
という体のメッセージだと思います。
すぐに方針転換をします。
多くの人は健康も大切ですが、
出来れば良い仕事をやり遂げたいと考えて生きています。
ですから病気と健康のギリギリの所で生きているのが普通です。
病気になってもこの見直しは、遅くはないと思っています。
もう一つ、私には、くよくよして悩む癖があります。
もし私がガンになった場合は、心の問題の方が高いような気がします。
仕事のこと、職場の人間関係、家族のことなど悩みはいつもつきないです。
こういう性格ですからやはりその時は、
見直しが必要だと思います。
多くの悩みは解決の為のプラスにならないレベルで起こっているような気がします。
ここに注意を払いたいと思います。
原因の追及と共に大切なことは、
体によいことをして免疫力を高める事だと思います。
病気になる前は誰でも油断して生きていると思います。
ですから、ガンになったら徹底的に体に良いことをします。
第一は体を温める事でしょう。
入浴と湯たんぽを毎日続けるようにします。
又、第二として、深呼吸もします。
ガンは血流障害が背景にあり、血液が酸素不足になっています。
第三は食事でしょう。
今でも多少は食事に気を払っていますが、
もっと玄米菜食を心がけたいと思っています。
医療機関は、治った事を確認できるレベルで利用したいと思います。
現代医療の診断学の力は大したものですから。
ガンの三大療法のうち許容範囲のあるのは外科手術ぐらいだと思います。
体力に限界があるときは、
これもマイナスになる可能性があります。
これらはその時に考えましょう。
（2）
アトピー性皮膚炎とステロイド外用薬の副作用
アトピー性皮膚炎の子供が初めて皮膚科をおとずれる。
すると時にステロイド外用薬を処方されるであろうが、
この子供が特に副腎質機能が低下していて
ステロイドホルモン欠乏症になっているというわけではない。
また、ステロイドホルモンの副腎から
皮膚への移行が悪くなっているいるわけでもない。
とにかく他の治療法を知らない為、
一時的にでも見かけ上で炎症が消失するので
ステロイド外用薬を処方するのである。
ステロイド外用薬の使用は対症療法なので、
アトピー体質の改善なしのこれを続けると、
薬が切れると又発疹が現れる。
多くの患者やその家族は、
早い時期にステロイド外用薬は
単なる対症療法にしか過ぎない事を
知り外用薬の使用を自ら中止する。つまり大事に至らない。
しかし、ステロイド外用薬を熱心に使用し続けた場合、
予期せぬ事に出会う。
発疹の増強とステロイド外用薬の増強を
しいれられることになる。
「外用に使用されたステロイドが皮膚組織に沈着して、
起炎症作用をもつ酸化コレステロールに変性している」という事実である。
そもそも、ステロイドホルモンは
他の性ホルモンと同様コレステロールから生合成される。
つまりコレステロール骨格をもつグループに属する。
新鮮なステロイドホルモンは化学式の側鎖のほとんどが酸素フリーで、
極限といって良い抗炎症作用を示す。そして体内で次第に酸化を受けてゆく。
酸化レベルのまだ低いステロイドホルモンは尿から排泄される。
酸化レベルが高くなると通常のコレステロールと同様、
胆汁酸として肝から腸へ排泄される。
外用薬として生理的濃度を超えて
体内に入ったステロイドホルモンは、
組織内に停滞し酸化コレステロールに変性してゆく。
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