数週間前に
図書館の側に本屋さんがオープンした。
こじんまりとしたスペースに
選りすぐりの本とテイクアウトの飲み物も。




そこで手にした益田ミリさんの
スナックキズツキ
これがなかなかしみる。



他の人はどうだか知らないけれど

少なくとも私は

ウダウダと考える傾向にあるし

1日に一回は「は?」と疑問符が浮かぶ。



悪口や噂話は嫌いでも

腹が立つ人への不満は言いたい。

だけど「あの人ってさ〜」と

擦り寄って来る人も

一緒に口から反吐吐いて笑ってる人は

私が嫌いな人よりもっと嫌い。





私は嫌いな人が困っていた時に助けて

助けた後にお礼も言われず

また無視され続けているけど

徹底して意地悪を貫いてくるわけだから

ある意味すごいなって思う。



スナックキズツキでは

日常の中でほんのちょっぴり

「ん?」とか「あ?」と感じたり

思ったことを

悪口や噂話でも愚痴でもなく


歌にしてみたり

しりとりにしてみたり

踊ってみたりして

結論は出ないのだけど

なんかスッキリして店を出る。



解決などはしなくても

人は誰かに自分の言葉を聞いてもらいたくて

だけど表現方法を気をつけないと

誰かを傷つけてしまうかもしれないし

ポジティブシンキングを押し付けられるかもしれないし

「私なんかもっとすごいわよ。」と不幸の張り合いのマウントを取られるかもしれないし


ただ聞いてもらうのって

結構難しい部分があったりする。




スナックキズツキでは

肯定も否定もしない。

私はこう感じた〜

こう思った〜


という主観を歌やダンスやしりとりとともに

手放していく。



ジャッジをしない。



それってとても安全な場所。