20代の時に友人とサックスの体験教室に2件ほど行ったことがある。
ひとつは有名な音楽教室。
そこで体験が終了した後先生に「サックスを吹きながらタップダンスをしたい。」と言ったら馬鹿にされて笑われた。
やれるもんならやってみろ的な表現を割とお上品に言われた。
サックスはジャズが好きだから。
ピアノもいいけどサックスの音色が好き。
北野武の座頭市でタップダンスが披露されていたのを見て、確かその影響で「サックスを吹きながらタップダンスをしたい。」と思ったのだと記憶している。
やれるもんならやってみたら良かった!
20年の時を経てそんなことをさっき思い出してYouTubeで検索してみたら、見つけた。
最近アメブロになぜか動画が貼り付けられないのでアップできないのだけど、ソプラノサックスを吹きながらダンス(エクササイズ)をしている人がいた。
それからさらに調べてみたら、サックスとタップを組み合わせていてめちゃくちゃオシャレな演奏をしている人を見つけた。
時代の最先端を行く人間がいる時、たいがい周りの人には理解されにくい。
馬鹿にされるのが99%。
だけどやれると確信している人は1%はいる。
それは自分。
あとはその自分が自分を応援してあげられるかどうかだ。
私があの時、やれるもんならやってみろよに挑戦していたらどうなっていただろう。
やれないと決めてしまうのは周りの人?
いいえ自分。
あの時の私が描いた無謀な目標は他の誰かが実現していた。
だから、出来たはず。
サックスやダンスが上手いか下手かはチャレンジしていないから未知の領域。
下手でも一歩を踏み出した人が掴む何か。
そんなことを思った雨の日の夜。