ちょっと厳しいかもしれませんが、
これはプロとしてお伝えした方が
いいと思いましたので
愛と誠意を持って
書かせていただきますね。
相手を変えよう、と言う動機の
カウンセリングを提唱されている
セッション、
例えば、
パートナーのモラハラを
治すことを目的にした
カウンセリングは
はっきり申し上げますが、
カウンセリングの本質から
ずれてます。
パートナーを変えることを謳って
それをお約束しているカウンセラーさんも
お見かけしましたが
少なくとも
英国仕込みのカウンセリングでは
タブーです。
カウンセリングとは
自分の感情のマネージを目的としたもので
カウンセラーはあくまでも
そのお手伝いをする立場です。
カウンセリングは、決して他人を
変える目的で行われるものではありません。
あくまでもクライエント様ご本人が主体です。
カウンセリングを重ねることで、
自分が変わっていく。
自分が変わった、その副産物として、
結果、パートナーが変わった、
ということはあり得ますけどね。
相手を変えることを目的に
カウンセリングを受けるのは
意図が違います。
そして例え相手が変わったとしても、
自分の本質が変わっていなければ
時間の問題で
まだ逆戻りしますよ。
だって本質が解決してませんから、ね。
カウンセリングの焦点は
あくまでもご自身の内面です。
アメリカの精神科医エリック・バーンも
「他人と過去は変えられない。
自分と未来は変えられる。」
と言っています。
パートナーのモラハラを治します、
なんて
はっきり言って
あなたのコントロール外の
話です。
わたしのカウンセリングでは
ご自分以外の方を変えることを
目的としているお客様は
お断りしています。
本質からずれているからです。
カウンセリングとは
あくまでも自分の内観、
自分の感情のマネージの
お手伝いです。
ご注意くださいね。
感謝と誠意を込めて。
初夏のロンドン住宅街で