長年お世話になっていた塾講師をやめることになりました。
理由は、、、
責任者からその塾の講師としてふさわしくないと判断されたから。。。
さんざん悩んだあげくの決断だったことは十分伝わりましたし、、、
それは適切な判断だったと思っています。
ふりかえってみると、、、
昔は、、、
春には田植えをしたり、、、
夏にはキャンプをしたり、、、
自然体験活動にも力を入れていました。
また、生徒の自主性を尊重し、、、
早くから個別指導をとりいれ、、、
生徒をあまり構い過ぎず、、、
自ら学習することを促す方針に共感していました。
その塾にお世話になっている間に、、、
国の学習指導要領が2回改訂され、、、
また、個別指導を実施する他塾との競争もあってか、、、
いつのまにか、生徒を構うことを商品とする塾へと変わっていきました。
私はその波に乗っていけませんでした。
その結果、、、
私の指導方法に不満を持つ生徒が出てきてしまいました。。。
生徒たちには大変申し訳ないことをしてしまったと思っています。
取り返しのつかないことをしてしまったと思っています。
そのことは深く反省し今後の自分に活かしていくつもりです。
新学習指導要領は、、、
「生きる力」を重視し、、、
自然体験活動を取り入れることを明記している一方で、、、
「ゆとり教育」の反省からか、、、
教科書の内容が大幅に追加されるという、、、
矛盾を孕んだ内容になっています。
この矛盾は学校だけでどうにかなるものではありません。
学習指導要領の改訂を受けて、、、
塾で指導方針が変わるのも当然のことだと思います。
ただ、、、
こどもたちを手厚く構ってやることが、、、
その子たちの将来にとって、、、
本当に良いことなのかと疑問に思います
私にはこどもたちを手厚く構ってやる能力はありません。
そのことは認めます。
しかし、、、
こどもたちの自主性を尊重するというやり方はいけないのでしょうか
私には、、、
こどもたちのそばに寄り添い、、、
その成長を温かく見守っていく能力があります。。。
環境学習や自然体験活動を通して、、、
人間本来の「遊ぶ・楽しむ」能力を引き出し、、、
「可能性」という種をこどもたちに蒔くこと。。。
それが私のミッションです。
そのミッションがビジネスとしては甘いのかどうか、、、
今の教育社会にぶつけてみたいと思っています。
昨年、、、
公民館であるチラシが光って見え、、、
思わず手が伸びました。
それが「みらいつくり隊」のチラシでした。
その時私は自然体験施設の指導員をしていました。
任期は2年残っていました。
ちょうどその施設では自分のやろうとしていたことをやりきって
2年後どうしようかと考え始めていた時でした。
指導員をやめて「みらいつくり隊」として新たなステップへ進むか、、、
施設に残りって自分自身に出来ることを絞り尽くすか、、、
自分では答えが出せませんでした。
自分が「みらいつくり隊」に必要な人間なのかどうか
審査の結果に任せようと思いました。
その結果、、、
今自分はここにいます。。。
たくさんの運と縁と恩のおかげで、、、
今自分はここにいます。。。
物事には潮時というものがあります。
私にとっては今が潮時なのでしょう。
すべての出来事は、、、
自然学校をつくりたいという、、、
私の夢へとつながっています。
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