メキシカンフランとかぼちゃぷりん | ニューヨークで散歩

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ブルックリンLOVEな母とメキシカンの旦那氏、5歳と2歳の小さな姉妹がお散歩で出逢った、ガイドブックだけでは行けないような穴場スポット他、NYライフの一部をお届けします。

新店がオープンしてからというもの、勤務時間も仕事量も一気に増量サービス(こんなサービスいらない)

普段は12:00までには家に着き、ささっと何か簡単なものを作って3人でお昼ご飯を食べて、14:00に旦那氏を送り出す・・・はずなんだけど、ここ最近は旦那氏が家を出る14:00前ギリギリに家に着いて、Coralをバトンタッチな状態。これでは家族一緒の時間が少なすぎる。早く落ち着きたいものだ。。。


とまぁこんな具合で、私も仕事でぐったり・・・なんてわけにはいかない。どんなに忙しくても、体力の限界まで仕事をしてしまうと、Coralと一緒に遊んでやれない。少しでも体力を温存しておかなければ、家事、育児はできない。


なので、お店は常に忙しいんだけど、私は最大限できるところまではやってさっと帰ります。そうでもしなければ自分の生活に差支えが出てしまうし、いい加減な仕事をするわけにもいかない。


ものづくりという仕事はそのときの気分、体調がすべて出てしまう。少しでもいい加減なことをしようものなら、できあがりは最悪なものに。

なんでも「愛」を込めないとだめってこと。


忙しいながらも、やっぱりものを作るのが好きなんだな~と思うのが、そんな忙しいときにやらなくても・・・と思いつつやってしまう、お菓子作り。


先日、同じくメキシカンの旦那様とアメリカで暮らすはぽねしたさんのブログ記事 で気になっていたメキシカンフラン(ぷりん)を作ってみた。これはぜーったい旦那氏好きだってのがわかっていたので、喜ぶぞ~と思って作ったら。


失敗・・・汗


というのが、味はよかったんだけど、食感が・・・ダメで。


はぽねしたさんのレシピでは大き目の器を使っていたのだけど、ちょうどいい大きさの器がうちにはなかったので、小さな耐熱皿を使い、それなのに、同じ焼き時間でやろうとしていたことがそもそも失敗の原因。それでも焼き時間1時間30分のところ、焼き始めて1時間のところで一回チェックしたんだけど、その時点でもうアウト。表面に「す」ができてしまって。


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ショックを受けつつも冷やして、帰宅後の旦那氏に「失敗したんだけど、フラン食べる?」と言って差し出したら、喜んでぱくぱくぱくぱくビックリマーク


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


この人、味わからない人ではなかったはず・・・。食べ物の味にはウルサイ彼。それなのにおいしいおいしいとフランにがっつきあっという間に完食。


とうとう味覚がおかしくなったか?もしくは私に気を遣って??

いや、後者はない。


やっぱり味覚がおかしくなったか(←失礼)


後日、はぽねしたさんにこんなフランができあがって失敗しちゃったんで、またリベンジします~なんてメールを送ったらなんととっても意外な回答が!!


はぽねしたさん曰く、表面に「す」のできたフランは成功の証なのだとか。


はぽねしたさんが旦那様にやわらかいフランを出したときよりも、固めのフランを出したときの反応の方がよく、「これ、これ~!」と興奮気味にフランを食べてくれたそう。


メキシコ人のフランに対する概念と、私たち日本人のプリンに対する概念の違い。

私はやっぱり、なめらかで、とろろ~んなプリンが好きハートですがね。


そんな失敗のような成功のようなフランのお次に作ったのはかぼちゃぷりん。


先週末、大き目のかぼちゃを買い、半分を煮物にしたんだけど、半分をいつ使えるかわからないから、今日使ってしまおうと思い、ぷりんに。


ネットでざくっとレシピを調べてみるも、やっぱり当たり前のように生クリームが入っている。

元々ぷりんを作るつもりでかぼちゃを買ったわけではないので、うちに生クリームはない。

外は雨だし、この中Coralを連れて生クリームだけ買いに行くのもな~(←とっても怠け者)


生クリーム無しでぷりんって作れないのかな~っとレシピを検索し続けると・・・あった音符


RECIPE


蒸しかぼちゃ     250g(皮をむいた状態で)

牛乳          300cc

砂糖          50g

卵            3個

バニラエッセンス   少々

カラメル用砂糖    50g

水           大さじ2

熱湯          大さじ1


作り方


1.カラメルソース作り

 鍋にカラメルソース用の砂糖、水を入れて木ベラで混ぜ、中火にかけて砂糖を溶かす。

2.泡が出て磯づいてきたら時々鍋をゆすって色を均一にする。全体が茶色っぽくなったら火から下ろして、濡れ布巾の上に置き、お湯を加えて木ベラで混ぜる。

3.薄くバターを塗った型に流しいれ、しばらく置いて固める。

4.かぼちゃの皮をむき、種を取り、一口大に切ってラップをしてレンジでチン。竹串が通るぐらいやわらかくなればOK。そして熱い内につぶす。

5.プリン液作り

 牛乳を鍋にかけて人肌程度に温め、つぶしたかぼちゃを加えて木ベラで溶かすように混ぜ、沸騰直前で火を止    める。

6.ボウルに卵を割りほぐし、砂糖を加えて混ぜる。ここに5を少しずつ加え、バニラエッセンスを入れる。(私は持ってなかったので省略)

7.プリン液をこしてなめらかな液にする。

8.カラメルソースをはった容器に流しいれる。

9.型をお湯を張った天板にのせて、160度に温めておいたオーブンで40~45分湯銭焼きする。

10.竹串をさして生の生地がついてこなければできあがり!粗熱をとって、冷蔵庫で冷やしていただきます。


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あ、竹串をさした跡がバレバレあせる

生クリームが入っていない分、もったり感がなく、あっさり食べられました。まさに素材を生かしたおやつ。

Coralも気に入ってくれたようで、旦那氏と仲良く食べていました。


旦那氏「おいしい、おいしい」ってうれしそうに完食!


結局キミは甘ければ何でもいいんじゃ・・・??笑