あるクリニックで腸内細菌検査のお手伝いをしています。
腸内環境改善についてのアドバイスを担当させてもらっているのです。
腸内細菌の検査をして、まずは現状把握をしてもらいます。
そして次に、改善する為にはどんな食事をしていったらいいのかをお伝えします。
腸内細菌はどのくらいの期間で変化するのか?と、よく聞かれます。
実は私たちの便はほとんどが腸内細菌の死骸や腸壁細胞が剥がれ落ちたものと水分が多くを占めていて、便が食べ物のカスと思っている割合は少ないんですよ!
腸内に住む細菌も生き物!
生き物はエサがなければ繁殖はできないわけですから、私たちが口から入れる食べ物(=腸内細菌のエサ)に何を入れるかで、腸内細菌の構成勢力図が変わってくるのです。
今日は二回目の検査だった男性。
若いのに一回目のアドバイスを元にしっかり食改善をしてくれました。
すると、腸内細菌数が80→100種類に増え、偏っていた部分も無くなりました。
とは言え、まだまだ糖質に反応する細菌が多いので、糖質の取り方に注意をしてもらう事をアドバイスしました。
体調も以前よりも良くなっているとのことです。
腸内環境は本当に人によって全く違います。
みんなが同じ処方でいい訳がないのです。
現在糖尿病の人は5年前の便を調べると、すでに糖尿病になる細菌が検出されるとの論文も出ています。
未病の段階をより健康に持っていくことで、人生を楽しく豊かに過ごしていきたいですね!