日曜日の朝の東京駅は思ったより空いてた。新幹線は新横浜で満席に近くなった。

 

3月末で週2勤務のアルバイトが終了して4月から本格的にリタイア生活に入った。昨年11月に2週間ほどお休みを頂いて、そのあと週2のお仕事だったので毎週末が4連休になり、本格的なリタイア生活に入ったといっても最初は実感がなかった。

 

4月に入ってすぐにハローワークに行こうと思っていたけど、雇用保険被保険者離職票についてアルバイト先に確認できるまで買い物してまわったり、秋葉原に通ってみたりしていた。離職票の確認ができて4月10日にハローワークに失業給付の申請に行った。

 

失業給付についてはネットでたくさん説明があり、詳しく説明されているのだけど、会社都合、自己都合、雇用保険加入期間などなどで給付の条件や期間が変わるため、いまひとつ自分がどれにあてはまるのかわからない。ハロワに行くしかないよねってことで天気の良い日を選んでハローワーク池袋のサンシャイン庁舎へ。

 

入口で説明のためのおねえさん(私にとって)がいるので失業給付の申請に来たことを伝える。窓口を案内されたのでそちらに向かい列にならぶ。自分の番が来たら窓口で必要書類の確認をしてもらって番号札を受け取る。わりとすぐに呼ばれて、今日は申請を受け付ける、7日間の待機期間があってそのあとに説明会に参加する、説明会の後で失業認定を受けると1週間後に失業手当がもらえる。失業認定の日は4月から7月まで日が決まっていて、その日に認定を受けないと失業手当はもらえない。失業認定の日の都合が悪い場合は事前に連絡をすれば日程は変更できる。認定を受けられないと手当はもらえないが、翌月に認定が先送りになるだけで手当の総額が減るわけではない。と丁寧な説明を受けて、自分用の日程が書かれた資料(雇用保険受給資格者のしおりなど)をもらえた。

 

次に何をすれば良いのかがよくわかった。ハロワの職員はみなさん丁寧でやさしく、なにも怖くなかった。求職者(被失業給付者)がたくさんいて職員はかなり忙しそうだった。自宅に戻り受け取った資料をすみずみまで読み、改めてネットの記事を見ると、実に詳しく丁寧に記事が書かれていることがわかった。でも、まだ自分がいくらの給付金がもらえるかなどはよくわからなかった。

 

4月10日に申請した人は講習会および説明会が4月24日と決まっている。少し時間が空くので15年ほど会っていない岐阜に住む弟と、介護老人保健施設にお世話になっている母に会いに行くことにした。数年前に連絡がついた高校時代に仲の良かった同級生にも連絡して会う約束をして旅行の準備を始めた。バイクで諏訪、木曽を経由して岐阜に行くつもりで立ち寄り先や宿の候補を調べたが天気が悪く、新幹線で岐阜に向かった。

 

 

名古屋まで新幹線で移動したあと、名鉄バスターミナルから関市行きの高速バスに乗り継ぐ。名古屋駅で乗り換えただけで、目的地までほぼストレートで移動できた。長良川鉄道駅を見たり復刻した電車を見たりしたあと同級生とお昼ご飯をたべた。同級生は何も変わっていない感じで、昔のままやさしい男だった。彼も何度か転職してきたが、最後は地元に戻って過ごしているみたい。定年制度が変わって65歳まで今の雇用が続くらしい。夏に改めて会いに来よう。

 

同級生にレンタカー屋さんまで送ってもらって父の墓参りに行ってきた。父が経営していた工場にも立ち寄ってきた。工場は義理の兄が経営している。この日は日曜日だったので工場は休みで誰もいなかった。天気が良くなかったのでレンタカーを返したらビジホにチェックインして近くのスーパーに買い出しに行き、晩酌と夕食とおみやげを購入。すがきやカップ麺はお風呂のあとにビジホでたべちゃった。

 

ビジホは昔から大浴場ありの施設を選んでいる。出張では何度もお風呂にはいることはなかったけど、退職後は時間に余裕があり何度もお風呂に入るようになった。大浴場に入れるだけで幸せな気分。

 

翌日はバスセンターから岐阜駅行の長距離バスにのり、弟の自宅近くにあるバス停で途中下車した。昔通っていた施設に寄り、弟に迎えに来てもらってすがきやでお昼ごはんをたべて(ビッグマックもたべた)一旦別れた。夕方からウナギ屋さんで晩酌と食事をしてビジホまで送ってもらい、大浴場につかってから寝た。

 

ビジホはJR岐阜駅前だったので朝食はJR駅構内のドトール。この日は前日よりも天気が悪く、強い雨だった。雨の合間をみつけて岐阜駅付近を散策して弟に迎えに来てもらい、母の保険施設へ。母を病院に連れて行き、弟と母とは病院で別れた。母は認知症が進んでいて私のことがわからなかった。弟の嫁さんが私の子どものころの呼び名を伝えたときに母は反応したが目の前にいるじいさんが息子とはわからなかった。母は別れるときに手を振ってくれた。

 

小さいと評判の織田信長像 名古屋城の金シャチと同じくナイスな趣味

 

お昼ごろに病院を出てJR岐阜駅にタクシーで移動し、名古屋駅から新幹線で帰宅。新幹線だとあっという間に岐阜、名古屋に着くし帰りはもっとあっちゅーま。天気も荷物も食事も気にする必要がなくてバイクとは違った楽しさがある。バイク旅って楽しいんだけど、結構疲れるところがあるよね。天気が心配、荷物が心配、着替えが心配、食事が心配、疲れが心配、だけど楽しいのはなぜかしら。クルマ時代は夜のドライブ率が高かった、バイクではほとんど夜は走らない。超早めの早朝出発をやってみよう。

 

翌日ハロワ池袋で講習会および説明会に参加した。ここで雇用保険受給資格者証を受け取り、自分の失業手当の日額等々がわかる。自分の場合は基本手当が1日6,700円で、初回の手当の金額も記載されている。講習会でさらに失業給付や再就職について理解が深まった。

 

次回は5月8日に初回の失業認定だ。昨日岐阜から帰ってきたばかりだけど週末にほりのバーガー詣でをする。天気は良い予報だったけど、少しづつ怪しくなっている。暖かくなってきたし雨天決行するつもり。

 

リタイア初心者のため、長期的な目線の過ごし方ができていない。40年間ずっと仕事をして来たのだから多少焦り気味でもしかたないか。

 

ほりのバーガー詣でのあとはGWをやりすごして、もう少しバイク旅をしたい。6月5日の二回目の失業認定のあとに引っ越し先の調査旅行、バイク車検、引っ越し、新生活と続く予定。引っ越し先は決めたわけではないけど千葉県になると思う。郊外で駐車場、駐輪場がある安アパートで車かスクーターか2台めのバイクを買う。

 

6月中旬か7月中旬に北海道ツーリング、四国九州ツーリングのどちらかに行きたい。失業手当は8月28日が最終回。それまでに仕事が見つかるかどうか。

 

今年の冬ごろにはリタイア中級者の仲間入りができるといいなあ。おさんぽ、釣り、釣果料理、からだを動かすことを日課にしたい。終活も考えていかなくちゃね。