スカイツリーに登ってなかった。
引越し前に登っておこう。

雇用延長は希望せず卒業の気持ちだったが、業務の引き継ぎを短期の契約社員でお務めしている。週2勤務が驚くほど楽で、これなら長く勤められると気づいた。しかし、短期の仕事は3月末で終わり、本格的に長期休暇に入る予定。

仕事は火曜日と木曜日、両方とも定時で帰宅できる。火曜日に出勤して翌日休み、休み明けの木曜日に出勤したら4連休。この生活を3ヶ月続けると元の生活には戻れなくなる。この先、仕事に戻る時がくると思うのだけど、フルタイムに戻ることができないような気がする。きっと、パートタイムの仕事しか選べない。

考えても仕方ない、次の仕事のことは始まってから考えよう。仕事が面白すぎて抵抗なく元に戻れるかもしれない。2020年に3ヶ月休暇を頂いた時は、病気からの復帰とはいえ元の生活に抵抗なく戻れたんだし。

長期休暇については、若い頃から思っていたことをやりたい。まずは初めての失業手当を受け取りたい。ずっと年金を受け取ってから成仏したいと思っていた、年金を貰わずに死ねるかって思ってきた。失業手当は離職票を受け取ったらすぐに実行しよう。年金は65歳を待たず、すぐに繰り上げ申請しよう。

NTT企業年金基金から書類が送られてきて、振込口座を記入して送り返した。同封されてきたハンドブックを見ると60歳から受け取れるようだ、いくらもらえるかはかいてなかった。厚生年金基金はもうひとつあって、関東ITソフトウェア厚生年金基金は65歳から年額116,000円受け取れると書いてある。

自分にとって年金も年金基金も受け取ることがだいじ、いくらもらえるかとか、繰り下げ受給すると損だとか得だとかはあまり興味がない。年金を受け取って、どんな気持ちになるのか、どんな人生観になるのか感じたい。

まだ手を付けてない確定拠出年金の給付を申請して、都内から郊外に引越しして、あこがれていた泊まりのぶらりバイク旅をして、ツールドフランスを現地観戦して、こいつらをクリアしたら次の生活を考える。

次はどこに住もうか考え中。海に近いところがいいな。関東圏なら千葉か茨城。たまに秋葉原とかに行きたいし、麻雀の誘いもあるから千葉県かな。千葉ツーリングしながら借家を探そう。ローコストで釣りができると最高。釣りの勉強しなくちゃ。

ふらりバイク旅はお世話になったひと、なつかしい人を訪ねる。岐阜の弟経由で九州まで走るつもり。ふらっと寄る感じにして、日程は決めないで走る。

高校生のころ、ユースホステルや野宿の旅にあこがれた。50ccバイクにのって、好きなだけ走って行きたかった。夏休みとかを使えばカンタンにできたはずだけど、行き先を決めない旅は実現しなかった。

小学生のときに父親に行ってこいと言われてJR周遊券で日本一周した。小学生の義理の兄と2人での旅行。数回保護され、電話の先で父が「旅をさせている」と答え全て解放された。すごい時代だったんだなあ。もう一度同じ経路をまわってみたい気がする。

その時に初めて伊勢神宮と出雲大社を参拝した。5万円持たされて、戻った時にのこったお金がもらえるため駅で野宿した。野宿すると警察官がやってきて保護されて泊めてくれた。大胆な子供たちだった。

岐阜を出たら名古屋を経由して伊勢神宮。次は和歌山城。紀伊を通った記憶がないので関西本線を使ったのかな。JR周遊券は経路を決めて周遊切符を買ってもらった。確か21日間有効の切符だった。大阪、姫路、岡山には立ち寄ったはずだけど記憶がない。

記憶があるのは保護された広島、青森駅。ねぷたは実物を見た記憶がある。新潟で三大祭りを見るために、いつどこに行けばよいか調べたことを憶えている。

小岩の親戚に立ち寄って帰った。急行券を数回買った記憶があるけど、2,000円以上出していない。ほとんどをJR在来線で一周した。小学四年生10歳のときだから、今から50年前。

放浪のような旅にあこがれるのは、このときの体験からかもしれない。

子供のころ好きだった遊び場やゲームセンターはほとんど残っていない。まだ建物が残っているところがある。春になったら岐阜の懐かしい場所を訪ねるつもり。Googleマップでみると閉店していたり、施設が太陽光発電に化けていたり。

目的を決めないでふらりと行ってみよう。ふらり旅から戻ったら引越し先探しの旅に出かけよう。未経験のことだから不安と期待を感じる、たのしみだ。3月末の卒業まで、あっという間なんだろうな。