JR/阪神 元町駅 東口 セブンイレブンから山側サンセット通り西向きに徒歩1分
古いビルの2階 ARCA 西田です^^
店内靴を脱いで上がる形になっております。備え付けスリッパをご利用ください。
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こんにちは
X(旧Twitter)に思わず連投してしまったけど、これはもう看過できない。
私がネット上に顔出しをしないには理由がある。
8年ぐらい前、SNSに顔出しした際、それをおそらく見たのだろう、不審な男性客がやってきた。
私の当時の服装はわりとフェミニンな感じで、ロングヘアだったと思う。
基本、どんな人にもにこやかに接するように当時はしていたので、その男性客にも普通通りに接客していた。
今思えば、なんつう無知。
だいたい変だろう、労働者風のその男は、どう見てもかわいい雑貨には興味はない。
帰り際、名刺を渡されて、こう聞いてきた。
「一人?」
一瞬、一人で店を経営しているのかを聞かれたのだろうと思って
「一人です」と答えた。
その瞬間、パッと嬉しそうな顔をし、こう言ったのだ。
「これからもよろしくお願いします!」
その言葉に、「何言ってんだ?」と思ったが、後でよくよく考えたら、かなりおかしい。
もしかして、既婚者かどうか聞いたのだろうか?だとしたらヤバい返答をしてしまった、と思っても後の祭りだった。
それから、その男性は数か月に1回という割合でやってきた。
数か月だ。忘れたころにやってくる。それが本当にこたえた。
2回目の時はこう言いながら入ってきた。
「ごめんごめん。なかなか来れなくて」
は?
何言ってんだ?コイツ。
明確に理解した。作品ではない、コイツの来店理由は私にある。
私は完全無視した。
それでも数か月に1回の割合でやってくる。
もじもじしながら何かを探す様子が本当に気持ちが悪かった。
最初の来店から3年ぐらい経った頃、いいかげん来ないでほしいと思った私は意を決して
自分が既婚者であり、あなたのような人はほぼウチの店には来ない。とはっきり伝えた。
それからもう二度とやってくることはない。
店のオーナーが女である、というだけでこうである。
もし、もっと若く美しい女性が接客していたらどうなっていたのか。本当に背筋が寒くなる。幸い私はもう年齢もそろそろおばあちゃんの年に近くなり頻繁にこういうことはないが、
それでも今年やってきた男性は強烈で、あまりにしつこく気持ち悪いので警察に相談に行くはめになった。
その男は、相手を信じ込ませる話術に長けていた。
芸能人といつも食事をしている、自分の妻は外国人で、あの〇〇の友達でモデルをしている。
サグラダファミリアの設計に携わったことがある。
本業は車(外国の有名な車)のデザインをしている。
2回目に来店した際、ご丁寧に自分のデザインした車のデザイン画を持ってきた。
見せてもらったが子どもが描いたような絵で、お世辞にもあの有名な車のデザイナーが描いたとは思えない。
住んでいるという場所も、神戸市民ならだれでもわかるかなり際どい下町の町名を上げ、明らかにセレブの住む町ではない。
一見、こんなウソはすぐばれると思うだろう。
実際、話術に長けた人間の口から嘘八百を並べられたら、本当かなと思ってしまう。
私はどちらかというと性善説を信じる方だ。
最初はこういう人もいるのかな、と思った。
でも、有名な歌手の歌の編曲をした、と言った時、完全にすべてがウソであると確信した。
もうその時点で、鳥肌が立つぐらい怖かった。
鞄につけた赤い十字のマークも気になる。
これはどういう病気でつけているマークなのか。
ガチの精神疾患は本当に怖い。
これは深入りすると厄介なことに巻き込まれる。
金だろうか。店だろうか。
以前、店が欲しいと真剣に乗っ取りを企てる女がいたことを思い出した。
居ても立っても居られず警察に飛び込んだ。
発達障がいなんてものじゃない、ガチの妄想癖の精神疾患の男である。告げた名前ですら本名ではないだろう。
警察に行っても実害がなければなんともしようがないのだとわかり、アドバイス通り防犯カメラをつけることにした。
Instagramを見ていることがわかったのでその旨告知し、また来店したら警察に通報する、と宣言した。
その投稿を見たのだろう、それ以来店にはやってこなくなり、電話も着拒にしているのでかかってこない(当たり前か)。
かろうじて実害はないけれど、おそらくこれ以上来店を許していたら大きな実害をこうむってしまう。
私は詐欺にあいたくないし、金も店も誰にも渡したくない。多大な迷惑を多くの人に与えてしまう。
最悪のことを考えて、もしストーカーでもされたらと思うと足が震えた。
先日やってきた男性客は、酔っ払いだった。
作家が渡したDMをもって、半ば千鳥足でやってきた。
作家は男性だったので気持ちよさげに楽しく歓談し、そのまま帰るかと思いきや、
私の顔を見るなり、また戻って、作品を購入した。
その際、こうつぶやいた。
「こういうとこなら、安くていいよな・・・お姉ちゃんのいるところは高いから・・・」
ああ、やっぱりコイツもキャバクラと比較してるわ。
接待を伴う店は、高い。その分とことん話を聞いてくれるし、気持ちよくしてくれるだろう。
でも、ギャラリーや雑貨店はそういう店ではない。
間違えてもらっては困る。
女性がいる、というだけで値踏みをしたり、通ったり、勘違いもはなはだしい。
でも、この男の考えはある意味正しいと思う。
女性が接客している店は、基本、接待を伴うものだという認識は、どんな人でも思うものなのだろう。
それが無料で接待してくれるとなると、やはりそれ目当てに通いたくなるものなのかもしれない。
申し訳ないが、無料で接待するほど私も馬鹿ではないし、無知でもない。
買わない客に「いらっしゃいませ」だの「ありがとうございました」だの言いたくないのだ、本当は。
いわんや、下心がある人間になぜ無料で接待せねばならないのか。
それを強要するのがアート界であるなら、そんなもんいらない、と思う。
文春の記事を読んで、かなりフラッシュバックしてきたが、ギャラリーという冠をつけただけでこういうことに振り回されなければならない現実に憤りを覚える。
文春の記事からは、美術界の闇しか見えてこない。
こんなに悪しき男性社会のルールがはびこっていたのか、と愕然とする。
どおりで油絵の展覧会に行った時、異様なまでに女性像が多いはずである。とにかく見てて気持ち悪かった。
女性作家も同じように女性像を描く。それ、描いてて楽しい?とすら思った。
こういう絵を推奨するあたり、日本の美術界の未来は暗い、と思う。
当店にも以前来ていたキュレーターの客は、毎回地方美大の卒展に行くという。
そこで「とてもよかった!」と卒展の冊子を見せるのだが、何がいいのか全然わからない。
こうまで日常と乖離しているものをアートと呼ばせるのってどうなん?と思いながら、苦笑いを浮かべるのが精いっぱいだ。
おそらく、その時の感覚で描きだした作品が、年齢とともに熟成し、鮮やかな作品となっていく、その片鱗をその多くの若い作家の作品に見出すことはできるのだけど、それがどのように昇華されるのか、そこに賭けるには私には財力も知識もコネクションもないうえに、時間もない。
当店では無縁の作品を延々見せられても、まったく興味がわかない。
あまりに興味がわかないので、もしかして感動することがなくなってしまったのだろうか?と自分の感性を疑ってしまうほど、心が動かない。
そのキュレーターが気に入るのはだいたいが若い女性なので、そっちがメインか?とすら思ってしまう。
アートってなんやろなぁ~・・・・とそういうのを目の当たりにするたびに思う。
文春記事を読んで、本当に思った。
アートに接待って必要ない。
なので私も接待しない。
今後も見るだけのギャラリストの来店はお断りである。
また、在廊の有無もSNSで告知するのはやめよう。
作家知り合いは、作家に直接言うから、わざわざ店がSNSで告知する必要はないのだ。
した方がいいのかな、と思ってしてたけど、危険性が絡むので今後は一切やめようと思う。
気持ち悪い世の中である。
本当に、気持ち悪い世の中である。
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