自然の摂理は繰り返しの旋律のよう・・・ | 全国クリエイター作品の展示と販売 ARCA-方舟-gallery & zakka

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春休みまっただなかですね~。

新しい環境へ一歩踏み出した方も多いと思います。

春はちょっとナーバスになる季節ですよね^^

でも、すぐに環境には慣れていきますので、もうすぐゴールデンウィークもあることですし、乗り切ってくださいね。

 

只今、ギャラリーではnemunoki paper itemさんの個展「森のストライプ」を開催中です。

 

nemunokiさんの空間に長くいると、流す音楽もだんだん固まってくるように思います。

最初、ピアノ曲がいいな、と思い、静かなジャズ系を流していたのですが、だんだんショパンのノクターンがよくなって、最終的に今はエリック・サティの「ジムノペディ」を流しています。

 

この繰り返しの旋律が、nemunokiさんの今回のテーマに合うような気がしています。

 

以前、読んだ何かの中に、中世ヨーロッパでは、あらゆる学問は、「神」の創造物を知るためのものだったとか。

キリスト教国から発生したこれらの学問の根幹には、「神の摂理」を知りたい、という知的欲求の塊があったのでしょうね。

 

音楽もまさにそれで、神の調和を讃えるものであったということなのかもしれません。

 

私は、自然の中にもこの「神の調和」と呼べるものが確実にあり、その中に人間も組み合わさっていると思っています。

組み合わさっている、というか、人は、神の被造物の中で頂点にいる存在で、すべての自然を管理するよう使命づけられているものであると思っています。

 

手つかずの自然は実はあまり完全ではなく、害を及ぼすこともあり、むしろ人の手によって生かされるべき存在であることも事実です。

人が、自然から与えられる恩恵によって生かされているように、自然もまた、人の知恵によって生かされていく存在であること。

 

それが本来の人と自然のかかわり方だと私は思っています。。。

 

神との調和、自然(生き物)との調和、人との調和、自分との調和・・・。

 

それらの調和があってはじめて、そこに神の国が存在し得ること。

神はまさに、その神の国をこの地上に現わそうとされておられること。

あらゆる区別なく、国も、人種も、宗教も、人が作った枠組みをなくそうと、今敏感で繊細な人たちに向けて発信されています。。。

 

そしてその事実は、闇の中に葬り去るのではなく、枡の上に灯す蝋燭の灯りのように、細々ではありますが確実に光り輝いている・・・。

 

 

nemunokiさんの作品展は、まさに自然そのものを正面から描き出し、その「調和」そのものを描いているように思えてなりません。

 

厳然とした自然の摂理は、情や、甘えを許すことなく、ただただ淡々と繰り返される命の連鎖。

 

ジムノペディの繰り返しの旋律のように

 

数学的で、美しいのです。

 

 

 

 

 

 

 

nemunoki paper item 個展

森のストライプ

3月31日(日)まで

12:00~19:00(水・定休日)

 

4月1日(月)~3日(水)までお休みさせていただきます。

ネットショップはオープンしております。

 

nemunoki paper itemさんネット通販ページ