やっと1週間が終わった!!
解放感からやっぱり初日に観に行かんと。

半年ぶりの 『兵庫県立美術館』 です。


展覧会は 【パウル・クレー展~創造をめぐる星座~】

パウル・クレーは20世紀のスイス・べルンの画家。
孤独の芸術家が彼のイメージ。

でも他の芸術家との交流もあり刺激し合ってたみたい。
なので、タイトルの 『創造をめぐる星座』 にあるように同時代の芸術家の作品が多数展示。

今回は一部を除いて撮影OKでした。
章立ては全6章。

<1章> 詩と絵画
ミュンヘンに留学したが1年で挫折。
苦手だった色彩絵画から線だけの版画連作にシフト。
そしてカンディンスキーのグループと出会う。

クレー 「喜劇役者」

カンディンスキー 「夕暮れ」
ボクはカンディンスキー好き。
どうしてもクレーよりもカンディンスキーに注目してしまう。

カンディンスキー 「抒情的」

カンディンスキー 「ボート漕行」

カンディンスキー 「黒い斑点」

<2章> 色彩の発見
『青騎士展』に出品でき、ピカソ、ブラック、ドローネなどのキュビスムにふれる。
そして苦手だった色彩絵画を克服。

ジャコモ・バッラ 「太陽の前を通過する水星のための習作」

クレー 「チュニスの赤い家と黄色い家」

クレー 「ハマメットのモティーフについて」
線と色彩だけになってきましたね。

<3章> 破壊と希望
1914年 第一次世界大戦が勃発。
カンディンスキーはロシアに帰国、友人2人はドイツへ志願。
そしてクレーもドイツ徴兵へ。

クレー 「アフロディテの解剖学」
この頃、作品をハサミで切断し、再構成してより抽象的に。

フランツ・マルク 「冬のバイソン(赤いバイソン)」
シャガール作品かと思いましたわ。

クレー 「破壊された村」

クレー 「Ph博士の診察室装置」
大量殺戮兵器の登場からか作品が機械図面っぽい。

<4章> シュルレアリスム
終戦後、クレーの大規模個展が開催。
『シュルレアリスム宣言』 でクレーは美術での先駆者の一人として言及される。

クレー 「小道具の静物」
まるでデ・キリコのマネキンのよう。
近くにあったデ・キリコの 「ヘクトールとアンドロマケーの別れ」 は別格やったな。

クレー 「熱帯の花」

クレー 「バラの風」

<5章> パウハウス
パウハウスとは造形学校。
クレーは6人の中の1人としてマイスターに選ばれる。

クレー 「女の館」
ボクの個人的な好みからココからカンディンスキー作品連発です。

カンディンスキー 「たのしき飛翔」

カンディンスキー 「緑に向かって」

カンディンスキー 「無題」

カンディンスキー 「下部構造」

クレー 「蛾の踊り」

クレー 「赤、黄、青、白、黒の長方形によるハーモニー」

クレー 「花ひらく木をめぐる抽象」

クレー 「北方のフローラのハーモニー」

クレー 「侵略者」

<6章> 新たな始まり
1933年にヒトラーが首相に任命。
そして芸術への弾圧があり、クレーはスイス・べルンに逃れる。
自己免疫疾患を患い、晩年の作風はどんどん変わっていく。

クレー 「恐怖の発作嗩Ⅲ」

クレー 「無題(最後の静物画)」
戦争で人生そのものが変わってしまう。
生命・財産・自由を国が必ず守ってくれると思うのは無理なんやね。
それにしても多数のカンディンスキー作品は超良かった。