土づくり技術①。 | 土壌菌の素顔 Ⅱ

土壌菌の素顔 Ⅱ

「土」は岩石の風化物などではない。「土」は有機物から生まれている。
「論より証拠」、自然界の有機物は腐敗などしていない。

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昨日の続きです。
では、「土づくり技術」とは何か? どうするのか? についての説明です。

この「土づくり技術」は「土壌生成理論」から生まれました。内水 護 理学博士の提唱された土壌生成理論、通称内水理論の詳細はこちらをご参照ください。

誤解を承知で簡単にその大枠でご説明すると、土壌生成メカニズムとは、「有機物と土壌細菌とが物理化学的に反応し、その反応物に珪酸塩が加わることで腐植前駆物質が生成される」というものです。「腐植前駆物質」とは有機物が完全に土壌(腐植)に変わる前の中間段階の物質のことで、この「腐植前駆物質」の質と量で全てが決まるといっても過言ではありません。

聞きなれない言葉が続きましたが、その「腐植前駆物質」を製品化したものが「リードアップ」です。要は、「土づくり」とはこの「リードアップ」を田畑に散布するだけです。これが「土づくり技術」の全てです。簡単でしょう!

では、なぜ田畑に散布するだけで昨日のレタスのような効果が出るか?については明日に続きます。