このレタスは、無肥料・無農薬でリードアップを使用して栽培されました。無肥料、無農薬というとすぐに「自然栽培、自然農法」という言葉が出てきますが、自然栽培の実践者の方がいうにはレタス、キャベツなどの巻物野菜は自然栽培では生産し辛いのだそうです。だから、立派なレタスやキャベツや白菜などを自然栽培の畑ではあまり見かけません。食べたい野菜が作れないのです。土壌が作れる野菜しか食べられないのです。
今の耕作農業の生産現場を見ていると「栽培技術」と「土づくり技術」がごちゃ混ぜになっているような気がしてなりません。モノには順序があり「栽培技術」は「土づくり技術」が存在しなければ成り立たないのです。
私はこの「土壌生成理論」技術に携わるにあたり、常に上位概念を持っています。「技術」には「理論」が、「理論」には「思想」が上位概念として存在するのです。だから技術屋の私は、「真理」を求めて「論より証拠」で突き進むことができます。
あなたのその「栽培技術」は何を礎に成り立っていますか?