日本のホロコースト
2024年3月19日、日本で大変な物議を醸しそうな書籍がアメリカで出版された。その書名は『日本のホロコースト：第二次世界大戦中の大日本帝国による大量殺戮と強姦の歴史』というものだ。この本を書いたのは、アメリカ人のブライアン・マーク・リッグ氏。アメリカの名門イェール大学で歴史学の学士号を取得、イギリスのケンブリッジ大学の大学院で1997年に修士号を、2002年に博士号を取得している。米海兵隊で士官としての勤務した経験もある元軍人だ。 過去にナチスドイツの研究で著作がある研究者で、2020年に発表された前作『Flamethrower（火炎放射器）：硫黄島名誉勲章受章者の米海兵隊員ウッディ・ウィリアムズの物議を醸す名誉賞受賞と日本のホロコースト、そして太平洋戦争』では硫黄島の戦いについてまとめている。
ブライアン・マーク・リッグ氏は今までウィキペディア英語版Wallcasualties
などで第二次大戦中の日本軍によるホロコースト(大量虐殺)は2000 万人が世界の定説であったがそれを遥かに上回る虐殺数の最低3000～4000万人を発表した。
ブライアン・マーク・リッグ氏の、この書籍の趣旨はユーチューブでも発信されている。
日本軍の虐殺資料は米公文書館の資料、日本の国会図書館、防衛省資料、中国の人権資料、サンフランシスコ講和会議でのインドネシア政府見解、ベトナム独立宣言、フィリピン政府調査、タイのユニバーサル新世界資料、南京虐殺博物館等、日本軍のホロコースト資料は多岐にわたっている。
日本ではアジアの被害から目を背け、学校で教えられてない。なくしたい、なかった事にしたい、忘れて欲しい。思っているがアジアには大量に遺されている。
日本軍によるホロコースト(大量殺戮)の2000 万人の内訳は以下の通り
中国は南京虐殺、重慶の虐殺、海南島など 1000万人
インドネシア 400万人
ベトナム 200万人
インド 150万人
フィリピン(死の行軍含む) 111万人
朝鮮 80万人
ミャンマー 10万人
シンガポール・マレーシア 10万人
オーストラリア 2.4万人
ニュージーランド 1.2万人
タイ 0.8万人
連合国捕虜 6.5万人
その他 90万人
合計 2061.9万人
ブライアン・マーク・リッグ氏によると
中国での殺戮は1000万人→2000万人に増えている。
つまりブライアン・マーク・リッグ氏の主張が事実ならば合計では約3062万人以上4000万人を日本軍は殺戮したと主張しているのである。
南京虐殺は30万人が定説であったが30万人より多いとしている。
その他の日本軍によるアジア各国のホロコーストの数も増えている。
又、日本のマスコミも日本軍がアジアで2千万人も殺戮した事を一言も報道した事がない。3千万人説が出た事も素無視している。
右翼やネトウヨの慰安婦像の批判や日本の加害書籍の執筆者の批判も全て歴史的な資料や文献に基づかない「日本はアジアで酷い事はやらない筈だ」という思い込みだけで、それを阻止する為に嫌がらせをしているに過ぎない。
日本のヤフコメでは日本軍の弾は枯渇していて殺す弾はなかった。
南京の人口以上の虐殺がある訳がない。
原爆映画の上映に向けてアメリカの原爆投下の正当性を主張する為。
とかを主張している。これが韓国や中国から発刊されたなら韓国や中国が又、話を誇張している。とヤフコメは主張するがアメリカ人の発信ではそうもいかない。又、南京虐殺博物館の重なって投棄された遺骨やナチス党員のラーべ氏の証言や中国の質屋の写真など南京虐殺の数は、さておき虐殺が行われたのは事実でありデッチ上げの嘘ではなく被害者数は0ではない。
だったら南京虐殺は何人ですか？という問いに日本国や日本人は答えられない。
何故か。資料がないからである。
だから今まで日本政府は「被害者はもっと少ない。何人だ。」と主張した事がないのである。
第二次大戦の終戦の前後に大本営から各部隊に日本軍の虐殺、略奪、強制連行、慰安婦へのレイプを隠蔽する為に書類の廃棄を命じられたから、ないのである。
当時は、これらの資料を隠蔽する目的だったが日本の日本軍の虐殺、略奪、強制連行、慰安婦へのレイプは、もっと少なかった。と日本政府が主張する時に証拠になる歴史的書類が全くないので裁判で桜井よし子のように「日本軍は酷い事をしていないと私は思います」などと自分の主観でしか反論出来ないのである。
残るは反論は遺憾砲しかない。
勿論、大本営の資料も全て廃棄された。
日本軍の731部隊の人体実験資料は731部隊長、石井四郎によって密かに保管され戦犯に問わない事をひきかえ条件でGHQに渡されアメリカ公文書館に100年以上(予想)公開しないという条件付きで保管されている。
ナチスドイツの虐殺数は1160万人(ユダヤ人大量虐殺600万人含む)であるから日本のアジアの虐殺はナチスドイツの約3～4倍になる。
2000万人の虐殺でも世界一だったが、それを上回る3000～4000万人という数は世界一のホロコースト(大量殺戮)を行ったのは日本という事になる。
女性の集団レイプではアジア全土で120万人
強制連行(拉致)は中国1100万人。朝鮮人300万人。慰安婦20万人。朝鮮人軍人・軍属30万人、その他200万人。合計1650万人の強制連行(拉致)を行った。
世界一の殺戮・虐殺国家
世界一の強制連行(拉致)国家
世界一の女性の集団レイプ国家
世界一の物資、食料、金品の略奪国家
先進国では全ての国に作られている差別禁止法を作らず強制連行した朝鮮人や中国人アイヌや沖縄人を現在も制度的差別している差別国家が日本です。
これらの歴史事実を全て根拠もなく全面否定して賠償も行わず差別を繰り返し侵略すら否定しているナチスドイツより遥かに酷い極悪非道で卑劣な国家が日本です。