いじめの重大事態として捉えるべき事案について

 各教育員会等で重大事態として取り扱った事例

✿児童生徒が自殺企図をした場合

*軽症で済んだものの、自殺企図した。

✿身心に重大な被害を負った場合

*リストカットなどの自傷行為を行った。

*暴行を受け、骨折した。

*投げ飛ばされて脳震盪となった。

*投げられて歯が折れた。

*カッターで刺されそうになったが、とっさにバックを盾にしたため刺されなかった。

*心的外傷後ストレス障害と診断された。

*嘔吐や腹痛などの新異性の身体反応が続く。

*多くの生徒の前でズボンと下着を脱がされ裸にされた。

*わいせつな画像や顔写真を加工した画像をインターネット上拡散された。

 

✿金品等に重大な被害を被った場合

*複数の生徒から金銭を強要され、総額1万円を渡した。

*スマートフォンを水につけられるなどをされ壊された。

✿いじめにより転学等を余儀なくされた場合

*欠席が続き(重大事態である30日には達していない)当該校へは復帰できないと判断し、転学(退学も含む)した。

 

しかし

  私がかかわった 複数の事案では

    これらに複数当てはまる場合でも 学校は重大事態と捉えていない

  調査委員会でも 重大事態と認めていないことが多い

 

この認識の差は どこから来るのだろうか

 

   単に無知なのか・・・

それとも

   無視しているのか・・・

 

  どっちにしても 被害を受けて苦しんでいる子供がいるのに

    教育にかかわる大人たちが

       知らんふりを決め込むのは  問題として大きい