京都の心理カウンセラー・田中テンメイのブログ -819ページ目

100円ショップ・セラピー効果

少し大きな100円ショップのお店に行きました。
必要な物はすぐ見つかりましたが、まぁ、それからが長い時間。

私、買い物の決断は早いほうですが、雑然と商品が並べ?置かれた店内は、
「これも100円???」と言うモノでいっぱい!
プラスチック製品、文具、CD、花、工具、キッチン用品、パンツに靴下、
お菓子に飲料、手品、日用品、その他、ここには書ききれない商品の山!

そこで気づいたこと。
結構、想像力、必要です。単品をそのまま使うのは簡単ですが、組み合わせを考えると、プラスチック製品も超便利な整理収納品に生まれ変わる。しかも、我が家だけが必要としているモノになる。うーん、これは散歩のついでに寄る所ではないかもしれない。周到な計画とプランを練って、来るべき所なのかもしれない?
と、考えながら100円のパソコンゲームソフトを買っている私。
面白くなくてもいいか、と思いながら。
店内を探索して、気がつくと、カゴの中は必要品以外のモノがいっぱい!
しかも、脈絡がナイ買い方!

レジでお金を払うと、これだけ買ったのに1600円で、お釣りが!!
かなり、思い切って買ったのにこの値段!

二つの袋を持って、店を出ると、なんだか爽快感!
すっきりした感じ、または、得した気持ち。
家に帰って自慢しよう!

ここは、玉手箱みたい。癒されるなー。
専門的に表現すると、セラピー効果がある場所。
コレ、癖になりそうです。
時間があったら、ご主人もどうぞ。
結構、ハマリますよ。

初めて、座席、譲られてショック!?

電車に乗リ込むと、小学生の三人連れが座っていました。車内はちょっと混んでいて、立っている人も何人か。私も立ったまま鞄から本を取り出し、読み始めると小学生が何やら相談を始めました。

突然、目の前の小学生が「どうぞ!お座りください」と、三人で立ち上がりました。私、一瞬、周りを見回し、「私?」と思わず声が裏返ったような返事をしてしまいました。えー、弁解する訳ではないですが、私、見た目は結構、若い感じなのです。しかも、お年寄りの方などに席を譲ったことはありますが、譲られたのは初めてです。

ちょっとショックでしたが、笑顔の小学生の好意を無にできない。「ありがとう」と言って座りましたが、動揺して本の内容が頭に入らない。

彼らが相談していたのは、私の年齢だったのでしょうか?もう、雰囲気はそんな感じ?なんでしょうか。白髪が目立つ?皮膚に張り艶ナイ?……。

まぁ、仕方ないですか。オジサンからちょっとづつオジイさんになっていくんですから。

でも、いいことをした小学生の満足そうな顔をみたら、こっちもなんだか嬉しくなってしまいますね。ホント、人の好意は素直に受け取りましょう。お互いが、ホノボモ気分になれますよ。

外人さんに「うどん」は、やっぱり難しい?

今日、京都のうどん屋さんで遅い昼食中、
外人さんがお店に一人で入って来ました。

店先のメニューを見て、手振り、身振りで「カツ玉定食・うどん付き」を
注文されました。日本語がほとんど分からない様子。本当にそれが食べたかったのかどうか、なんとも言えない感じでした。

注文した定食が運ばれ、お箸を器用に使いながら、うどんを食べています。私、食べながら、なんか違和感を感じました。
最初は分からなかったのですが、見ていると麺を食べるときに「音」をたてないのです。うどんも一本づつ、5センチ位にカットして口に運んでいます。
めちゃめちゃ時間、かかっています。お汁もスプーンがないので、ほとんど飲めません。麺に絡めるだけ。つけ麺状態でした。

あー、教えてあげたい。
麺を「ススル」と言うことを。
ズルズルと音をたててもいいことを。
どんぶりを持って食べてもいいことを。
七味というモノがあることを。
お汁はどんぶりに直接、口をつけて飲んでもいいことを。
食べ方で変わる、うどんの美味さの全てを……。

ん?
と言うことは、私も外国で食事をするとき、ひょっとしたら変なことを平気でしている可能性があるかも?

文化が違えば、食事も違う。私の常識は、他では非常識?

でも、いいじゃないですか。
これで悩むより、美味しく食べることを優先しよう!
プラス、美味しく食べられる今日の自分に感謝です。
「ごちそうさまでした!」

その言葉、子供は大嫌い!

お母さんが子供に、よく使うこんな言葉がありますね。

「宿題は済んだの?」

もし、本当に宿題が終っていて「やったよ」と答えれば、「予習の勉強もしなさい!」という意味に近い言葉が返って来る。間違っても「それでは、テレビかゲームでも楽しもうか?」とは、ならない。ちゃんと、やってますからもう尋ねないでください。信用してよ。

「ヨソはヨソ、ウチはウチ!」

んー、なんだか分かったような、分からないような、不思議言葉。しかも、その場の結論。例えば「携帯電話が欲しい、クラスの女の子はみんな持ってるし」と言うと、お母さんは「早い、必要ない」と、少し抵抗の言葉を発しますが、「持ってないのは私だけ」なんて言うと、あっさりとこれで言い返します。強い!でも、子供は絶対納得していませんから。しかも、あらゆるケースで使うの、やめて下さいよ。

「ホントーに、もう、誰に似たの?」

んー、これも子供は正直に答えられないです。お父さんのことを指しているかもしれないし、オジサンやオバサンに、と答えるのも抵抗あるし。お母さんです、と答えるとどうなるか?、試して見たい気もするが、後がコワイ。
結構、回答に困るうまい質問であることは認めますが…。

「ちょっとは、片付けなさい!」

んー、部屋のことでしょうか?机の上でしょうか?うまく言えませんが、これは、これで整理できている、と言ったら反論必死なんでしょうね。私の整理は、私が使いやすいかどうか、なんです。そこんとこ、分かって欲しいです、お母さん。

「やれば出来る子やのに」

んー、そりゃそうでしょう、と思ってしまうが、やってないから出来ない。
言われれば、言われるほどに抵抗感を感じてしまう。たまにテストで良い点数を取ったときに聞くのが一番つらい。が、うれしい気もする。でも、頼みますから、学校の先生の前では、言わないで欲しい言葉です。

他にも色々ありますが、また今度の機会に。子供も結構、大変なんですから、そこんとこ、ヨロシクオネガイシマス!

「パパの頭は外れるの」は、自慢しちゃうよね!

幼稚園で、ひょんな事から「お父さん自慢大会」が始まっちゃいました。

「僕のパパは、すごい大きなトラックを動かせるんだぞ!」
「うちのお父さんは、パソコンできるの!」
「僕のところは、外車に乗ってるよ!」
「パパは外国によく行くし、英語も喋れるよ」

子供達の、必死のパパ自慢。ここで負けるわけには行かないから、反論も強烈。「うちのパパは、英語もドイツ語も喋れるよ」「外車よりトラックの方が難しいだぞ」「パソコンなんか、ママでも使ってる」・・・・・・。次々に出る、パパの自慢話と否定の意見。

それまで、じっと聞いていた女の子が言いました。

「あのね、うちのパパは頭が外れるの。カチッと音がして…、お仕事から帰ったら…。それで、朝、また、はめて行くの」

誰も反論できず、ちょっと沈黙の時間が流れた後、男の子達が
一斉に口を開きました。

「スゲーな、ガンダムみたい、カッコいいな、頭、外れるの」
「俺、そんな超合金のオモチャ、持ってる」
「欲しいな、そんな頭」

どんな誤解が生じたかは、想像にお任せしますが、ともかく、その女の子のパパに勝てるパパがいなかったので、その子はヒーローになりました。

家に帰って来た男の子は、お母さんに言いました。
「あのね、○○ちゃんのお父さんの頭は、外せるんだよ、うちのパパは、外せないの?」お母さんは優しく言いました。「お父さんは、外せないよ。それから、この話は、お外ではもうしないようにね」

それから、しばらくして開催された幼稚園の運動会。
親子リレーで登場した、女の子のお父さん、他のお母さん方の注目率は、
ナンバー1だったことは言うまでもありませんでした。

本人だけが、知られているとは知らないカツラ。
子供達は、それぞれ家でお話したのでしょうね。

子供の正直さとパパを自慢したい気持ち。
たとえ我が家の秘密が漏れても、どうか子供達を叱らないでくださいね。
子供は見たままを言っただけなんですから。

ということは、見られてますよ、普段のあなたも。